エキスポシティとも縁が深い'あの会社'。ホテル閉館で支店はどうなった?

2020年03月23日
万博記念公園 0


どうも!皆さんこんにちは。こんばんは。万博公園エリアの情報発信サイト「Enjoy EXPO~エキスポシティ」の管理人‘アイスマン‘です。


2020年2月末をもって閉館した「ホテル阪急エキスポパーク」


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大阪モノレール万博記念公園駅前で約16年間、前身の「ホテルオオサカサンパレス」を引き継ぐ形で営業。しかし、賃貸借契約の終了により、惜しまれつつ閉館しました。





そんな「ホテル阪急エキスポパーク」内には
甲子園球場でお馴染みの‘とある会社‘の大阪支店があったのですが...皆さんご存知でしょうか。










そう「阪神園芸さん」です!


グラウンド整備が素晴らしいと甲子園球場の立役者として有名の阪神園芸さん。

その阪神園芸の大阪支店が、ホテル阪急エキスポパーク内にあったのです。






阪神園芸さんについて

まず‘阪神園芸‘さんについて少しご紹介します。

正式名称は「阪神園芸株式会社」で、阪神電気鉄道系列の造園会社として1968年に設立されました。現在は阪急阪神ホールディングスに属し、阪急阪神東宝グループの総合緑地事業会社となっています。本社は甲子園がある兵庫県西宮市にあり、大阪と東京に支店があります。

緑地に関する調査、企画、施工から維持管理及び、公園施設等の運営管理などを手がけています。阪神甲子園球場や陸上競技場、テニスコートなどのスポーツ施設の管理。公園や商業施設、教育施設などの都市緑化活動などを行っています。


商業施設では、阪急西宮ガーデンズやグランフロント大阪などでも活躍する同社。実はエキスポシティのメインエントランスの並木も阪神園芸さんが手がけています



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ちなみに関西には鉄道系の造園会社が多く、阪神園芸のほかにも京阪園芸、近鉄造園土木などがあります。そして25年ほど前には「阪急園芸」さんもあったそう。

阪急園芸さんの歴史

1927年→「株式会社宝塚植物園」としてファミリーランド一体の経営と造園及び関連商品の販売を行う
1941年→社名を「阪急園芸株式会社」に変更
1995年→社名を「クリエイティブ阪急」に変更

2006年→阪急・阪神経営統合

2012年→阪神園芸がクリエイティブ阪急を吸収・事業継承で合併

参考:https://www.creative-flower.co.jp/corporate.php


どうやら、1941年~1995年まで阪急園芸という名の造園会社があり、2012年に造園業だけ切り離す形で阪神園芸と統合したようです。こうやって調べてみると、知らないことが多くて面白いものです。

ちなみに、クリエイティブ阪急はブライダル事業なども手掛けていたみたいです。ホテル阪急エキスポパーク内に支店があったのは、その関係なんでしょうか。(ホテル内には結婚式場やチャペルがある)




話が少し逸れてしまい、肝心なことをお伝えし忘れていましたが、阪神園芸さんの大阪支店はホテルの閉館に先立って、茨木市に移転されたとのこと。


阪神園芸公式HP

阪神園芸-min


ということで今回は、エキスポシティとも縁がある「阪神園芸さん」についてご紹介しました。





 
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