【茨木】安威川ダムの周辺道路が開通したので歩いてきた!大阪平野を一望できる遊歩道は必見です!

2024年03月27日
茨木市


どうも!「Enjoy EXPO」のアイスマンです。

茨木市北部の安威川上流にて整備が進められていた「安威川ダム」。1967年7月に発生した北摂豪雨を契機に、安威川流域の抜本的な治水対策として整備計画が持ち上がった同ダム。一時は計画が凍結されるなどしましたが、2014年11月にダムの本体工事に着手。2023年9月にはダムに水を貯める「試験湛水」を開始し、2024年3月に完成しました。


安威川ダム

安威川ダムは岩や岩石を積み上げて造るロックフィルという形式で整備されたダムで、総貯水量は約1,800万立方メートル。安威川において、100年に1度の大雨(時間雨量80ミリ程度)まで洪水被害を防ぐことができ、流域の約8万戸の浸水被害を軽減する効果が見込まれています。

ダム自体は治水対策として整備されましたが、茨木市街地から車で約30分&新名神高速道路の茨木千提寺インターチェンジのそばという交通アクセスの良さもあり、茨木市の新しい観光スポットとしても注目が集まっています。



私が以前訪れたときはダムに近づくことは出来ず、仮設の展望スポットから遠目で眺めることしかできませんでしたが、2024年3月25日にダムの周辺道路&遊歩道が開通。誰でもダムのそばまで近づけるようになりました!!

今回は車で茨木市街地から府道46号(茨木亀岡線)を北上し、安威川ダムに行ってみることに。途中、桑原大橋の手前を右折し、新しく開通した安威川ダム左岸線を道なりに進むと、ダムの管理事務所付近に無料駐車場があります↓

詳しくは茨木市ホームページを要確認



車のほかにバイクや自転車を停められるスペースもありました。ここに車を停めて、ダムの湖畔に整備された遊歩道を歩きます。



ダムの天端(てんば)と呼ばれる部分。こちらは歩行者専用通路となっています。(自転車は押しながらなら通行可能)



天端からダム湖を見た様子。間近で見ると迫力があります。



ダム湖の反対、下流側はこんな感じ。茨木市街地を一望できるほか、ダムの下流には「ダムパークいばきた 風の丘ゾーン」という公園を整備中でした。こちらは2024年7月にオープンする予定だそうです。



都市部に近いダムということで、晴れた日には大阪平野が一望できます。よーく見ると



西日本一高いビル「あべのハルカス」も肉眼で確認できます。

続いては、駐車場そばにあるダムの管理事務所付近から遊歩道を目指してみます。



左手に見える建物が安威川ダムの管理事務所で、これから目指す場所は矢印のあたり。現地に掲示された案内図によれば、あの辺りまで遊歩道があるみたいです。



こちらが案内図。ダムサイト周辺遊歩道(オレンジ色の線)と書かれた場所に向かいます。



ダムの管理事務所の横を走る道路を渡り、少し歩くと遊歩道の入口があります。



しばらくは斜面に沿った急な登り坂が続きます。



かなり勾配がきつい…。足腰に自信がない方はあまりオススメしません。



さらに階段を登っていきます。ダム周辺は遮るものがないため、風が強い日は要注意です。



振り返るとこんな感じ。安威川ダムのダム湖を一望できます。



さらに登っていきます。



ようやく一番上に辿り着きました!さきほどまで歩いていたダムの天端を見下ろせる位置まで上がってきました。



ここから先は高槻の阿武山方面に続いているようですが、なぜか通行止めとなっていました。途中、すれ違った地元の方によれば、先日まで通行できたのに…とのこと。これから道を整備する予定なのかもしれませんね。

というわけで、最後は遊歩道から見た大阪平野の様子です。



遊歩道はダムの天端よりも高い位置にあるので、「EXPOCITYの観覧車」や「太陽の塔」もしっかり確認できました。この眺望は都市型ダムならではですね。

そして、安威川ダムの進化はまだまだこれから!!4月23日にはダム北側の「ダムパークいばきた 湖畔ゾーン」に整備中の一部施設がオープンする予定で、今年12月には日本一長い吊り橋も完成する予定です。

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安威川ダム↓


 
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