太陽の塔内部公開に当日券が登場!購入方法を詳しくご紹介いたします!
2019年10月02日
どうも!「Enjoy EXPO」のアイスマンです。
2018年3月、約48年ぶりに内部の一般公開が始まり、再び大きな注目を集めている「太陽の塔」。
内部見学にあたっては、必ず前日までにインターネット(電話も可)で予約をする必要がありましたが、2019年10月より、予約に空きがある場合に限り、当日券の販売が始まりました。
ということで今回は、太陽の塔内部見学に必要な当日券の購入方法について詳しくご紹介いたします。
太陽の塔の基礎知識!
大阪府吹田市の万博記念公園のシンボル「太陽の塔」。
存在自体は知っている方も多いと思いますが、どのような目的で建てられたのか、一体なにを表現しているのか、意外と知らない「太陽の塔」のあれこれ。まずは内部見学の前に、基礎知識として「太陽の塔」についておさらいしておきましょう。
当時はシンボルではなく、パビリオンのひとつだった
1970年、大阪府吹田市の千里丘陵でアジア初の万博「日本万国博覧会(大阪万博)」が開催されました。万博のテーマは『人類の進歩と調和』。そのテーマに沿って、芸術家の岡本太郎によって建てられたものが「太陽の塔」です。
そうです。太陽の塔は万博のメインテーマを表現したパビリオンのひとつだったのです。
テーマ館の中心であった「太陽の塔」には地下空間があり、「生命の神秘」をテーマに進歩や調和の根源にある混沌とした原始的な世界を表現。また、内部には「生命の樹」と呼ばれる、鉄鋼製で造られた約高さ41mのオブジェが設置されています。
太陽の塔内部にある「生命の樹」。樹の幹や枝には大小さまざまな292体の生物模型が取り付けられ、生命の進化の過程をあらわしている。
万博閉幕後、パビリオンの解体・撤去が進められるなか、太陽の塔も解体される予定でしたが、人々の保存運動もあり、1975年に永久保存が決まります。
博覧会終了後、太陽の塔内部は約48年にわたって扉を閉ざしていましたが、耐震補強工事とあわせて「生命の樹」や「地底の太陽」などの展示物を復元。2018年3月19日から塔内部の一般公開が始まりました。
内部公開にあわせて復元された「地底の太陽(レプリカ)」。本物は博覧会終了後、今も行方不明となっている。
「太陽の塔」内部見学にあたっての注意事項
内部見学にあたっての注意事項をいくつかご紹介いたします。
当日券もあるが、基本は事前予約!
まず、当日券の販売もあります!とご紹介しましたが、内部見学を希望される方は「事前予約がオススメ」ということに変わりありません。というのも、当日券の販売は「予約枠に空きがある場合のみ」に販売されるからです。
せっかく現地まで行ったのに予約がいっぱいで入れなかった...とならないためにも、見学を希望される方は必ず事前予約をしておきましょう。(事前予約は太陽の塔公式ホームページから可能です)
※インターネットの事前予約はクレジット決済のみ。クレジットをお持ちでない方は電話予約が可能です。詳しくは上記ホームページをご確認ください。
予約時間の20分前までに受付へ
事前予約された場合は、必ず予約時間の20分前までに「太陽の塔受付窓口」まで行くようにしましょう。なお、再入館および順路を戻ることはできませんので、見学される場合はじっくりと見ながら回ることをオススメします。
写真撮影は1階部分のみOK!
内部公開が始まった当初は写真撮影はNGでしたが、たくさんの要望があったことから現在は1階部分(地底の太陽および生命の樹)のみ撮影が可能となっています。ただし、自撮り棒や三脚などの使用はできませんのでご注意ください。
当日券の購入方法について
ここからは当日券の購入方法についてご紹介いたします。
先程もお伝えしましたが、「当日券の販売は予約枠に空きがある場合のみ」となります。
まずは「予約枠に空きがあるかどうか、確認する必要があります」。
予約枠に空き状況は、万博記念公園の入場ゲート(中央口・日本庭園前・東口・西口)および、太陽の塔受付窓口に設置された、テレビモニターで確認することができます。
例:中央口の場合
入場ゲートの隣にある有人窓口に「テレビモニター」が設置されており、予約枠の空き状況を確認することができます。
12:00~12:30 ◎
12:30~13:00 ◯
13:00~13:30 ✖️
上記のように30分ごとに「◎、○、✖️」の表示があります。◎は空きあり。○は少し空きあり。✖️は空きなし。となります。
このモニターを確認した上で、太陽の塔地下の窓口に行き、受付にて当時券を購入するという流れになります。(各入場ゲートでは当日券の販売はありません)
太陽の塔内部見学の当日券は、太陽の塔裏にあるスロープを下った先にあります。
★注意点
モニターで「◎や○」の表示がある場合でも、太陽の塔受付まで移動している間に完売している可能性がありますのでご注意ください。また、インターネットや電話での空き状況の確認は、一切受け付けていないとのこと。
太陽の塔入館料
チケットの種類 | 価格 |
大人 | 720円 |
小中学生 | 310円 |
■販売時間:10:00~16:30
■販売場所:太陽の塔受付
■支払方法:現金のみ
※万博記念公園への入園料は別途必要(大人260円・小中学生80円)
なお、事前予約限定で万博記念公園の入場券とセットになったお得なプランもあります。詳しくは太陽の塔公式ホームページをご確認ください。
基本的には今まで通り「事前予約」が必要となりますが、ふらっと万博公園に立ち寄ったついでに内部見学をしたい方、予約を忘れてしまった方はぜひ「当日券」を活用してみては?
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