エキスポシティ＆ガンバ大阪新スタジアムに続く！？次なる万博の再開発とは・・・

昨年の万博公園周辺は、エキスポシティ＆市立吹田サッカースタジアムの相次ぐ完成で、大きく変貌を遂げた１年となりました。そんな万博周辺では次なる再開発が模索されているのをご存じでしょうか。当ブログでも約半年前に、一度だけご紹介したことがあるのですが、いよいよ早ければ来年度から動きがありそう！ということで、今回改めてご紹介させてもらいます。





>>2015.9.19


大阪府は、日本万国博覧会記念公園に民間活力を積極的に取り入れる。万博記念公園駅前の南側地区や同公園外周道路沿いに、公園の魅力向上や利便性を高める民間事業者の誘致に乗り出すほか、運営体制に指定管理者制度を導入する方針だ。

事業者を誘致する駅前南側地区の隣接地は、ＥＸＰＯＣＩＴＹが11月19日に開業予定のほか、市立吹田サッカースタジアムが９月末に竣工する予定（２０１６年２月こけら落とし試合開催予定）。このため早期の事業者誘致に向けて、16年度にアイデアコンペを実施する。

また、公園外周道路沿いには、ロードサイドに適した飲食・商業・スポーツ施設などの誘致に取り組む考え。民間活力の積極導入は、日本万国博覧会記念公園活性化に向けた将来ビジョン案で打ち出した。ビジョン案では、公園の魅力を高め、国内だけでなく海外からの利用者を引き付ける公園を目指している。公園内のカフェやレストラン、売店などの施設のジャンルや配置も、今後進めるヒアリング調査の結果を踏まえて新たな施設配置と事業者誘致を進める考え。

2015.9.17建通新聞（一部引用）
http://www.senmonshi.com/archive/02/02BDGJnRG8TAH5.asp


ここで記載されている万博記念公園駅前の南側地区とは「赤線で囲った場所」、公園外周道路沿いとは「黄色の線で囲った場所」になります。万博記念公園駅前の南側地区は、現在主に「万博記念公園中央駐車場」として利用されており、公園外周道路沿いの再開発予定地は、現在は未利用地となっています。


 
次なる再開発が模索されている万博公園駅前南側地区です。現在は主に「万博記念公園中央駐車場」として利用されています。早ければ来年度から、事業者誘致に向けてアイデアコンペが行われる予定となっています。この場所には万博周辺の魅力向上や利便性を高める施設の誘致を目指しているようです。




 


エキスポシティや市立吹田サッカースタジアムの完成で、大きく集客力を増した万博公園周辺。おそらくこの「万博記念公園駅前南側地区」には、相乗効果を狙った商業施設の建設が予定されているのではないかと見ています。エキスポシティよりもさらに駅前という立地（駅からデッキを新設すれば駅直結施設にもなりうる）ということ、敷地はそれなりの広さがあること（地区全体では約10ヘクタール）などから、民間企業の出店意欲はそれなりに高いのではないでしょうか。


また万博外周道路沿いには「ロードサイドに適した飲食・商業・スポーツ施設」の誘致が予定されています。こちらはロードサイドでよく見られるような施設（レストランやコンビニなど？）が誘致されるものと思われます。




ただ再開発されるとなれば当然、万博記念公園中央駐車場がなくなるということ。週末などに万博公園で開催されるイベント時などは、周辺の駐車場不足も懸念されます。もし再開発されるとしたらエキスポシティ建設時に一時検討された、万博南駐車場の立体駐車場化などが再び検討されるのでしょうか。（エキスポシティ建設時には敷地の一部に道路を建設することから、万博南駐車場の立体化が検討されました。ただ白線の引き直しなどで約1,000台分の駐車スペースが確保できること、また景観上の理由から実現されなかった経緯があります。）



いよいよ来年度から本格的に検討される万博公園周辺の次なる再開発。具体的な内容が出てくるのはまだまだ先となりそうですが、今後新しい情報が入り次第ご紹介したいと思います。

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