万博記念公園駅の利用者が大幅に増加!大阪モノレールの利用者数が発表されました!

2016年07月06日
大阪モノレール


 

エキスポシティの主要アクセス路線でもある「大阪モノレール」。営業距離が日本最長のモノレールとして知られ、かつてはギネス世界記録でも認められた世界最長の営業距離を持つモノレールでした。(2011年に中国の新路線に抜かれました。)現在は、北大阪地区のターミナルである千里中央や、大阪国際空港(伊丹空港)、万博記念公園などへのアクセス路線として、日頃から多くの方に利用されています。


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そんな大阪モノレールではエキスポシティ開業後に大幅に利用者が増加。昨年度(平成27年度)の利用者数は前年比13.1%増加の4,455万人と大幅に増加し開業以来最多を記録。旅客運輸収入も前年比13.6%増加の約101億円と過去最大となりました。以下は大阪モノレールの駅別の利用者数になります。





●平成26年度駅別旅客数
順位
駅名
1日平均旅客数(人)
1
千里中央
17,878
2
南茨木
12,936
3
蛍池
11,653
4
門真市
10,273
5
山田
7,391
6
大阪空港
6,786
7
大日
6,402
8
少路
5,370
9
柴原
4,508
10
南摂津
4,123
11
彩都西
3,700
12
万博記念公園
3,699
13
阪大病院前
3,391
14
宇野辺
3,388
15
摂津
2,433
16
沢良宜
1,601
17
豊川
1,473
18
公園東口
940


まずは一昨年度(26年度)の大阪モノレールの駅別の利用者数の順位です。エキスポシティの最寄り駅でもある「万博記念公園駅」の1日平均の利用者数は3,699人で大阪モノレール全体では18駅中12位でした。エキスポランドの閉園以降は利用者数が減少傾向にあり、近年は周辺で宅地開発が進む彩都西駅にも利用者数を抜かれていました。





続いては本日発表された昨年度(平成27年度)の駅別の利用者になります。


●平成27年度駅別旅客数

駅名
1日平均旅客数(人)
1
千里中央
19,896
2
南茨木
14,316
3
蛍池
12,655
4
門真市
10,706
5
万博記念公園
8,808
6
山田
8,481
7
大阪空港
7,071
8
大日
6,761
9
少路
5,873
10
柴原
4,587
11
南摂津
4,372
12
彩都西
4,085
13
宇野辺
3,711
14
阪大病院前
3,592
15
摂津
2,472
16
沢良宜
1,695
17
豊川
1,597
18
公園東口
1,054




万博記念公園駅の利用者は2.5倍!

昨年度(平成27年度)の万博記念公園駅の1日平均の利用者数は8,808人で前年の約2.5倍に大幅に増加しました。また大阪モノレール全体でも18駅中5位までランクアップし、山田駅・大阪空港駅などを超える利用者数となりました。



大阪モノレール全体でも大幅増!

そのほかの大阪モノレール各駅でも利用者は増加。特に乗り換え駅でもある千里中央駅や南茨木駅、蛍池駅などを中心に大きく増加しました。



エキスポシティ効果はたった4ヶ月

実はエキスポシティの開業で大幅に利用者が増加したとご紹介しましたが、昨年度の集計(平成26年4月~27年3月)のうち、エキスポシティが与えた影響はたったの4ヶ月あまり。つまり実際のところは数字以上にエキスポシティ開業後は利用者が増えていると予想されます。





来年度の発表で万博記念公園駅の利用者がどこまで増えるのか気になるところです。また今後は利用者増加に合わせた速やかなダイヤ改正が求められます。




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