過去に北摂で甚大な被害を出した災害の資料がエキスポシティのフードコートに展示されています。
2020年01月21日
神戸市や阪神地域、淡路島を中心に大規模な被害をもたらした'阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)。6434人の命が奪われた大地震から、先日1月17日で丸25年となりました。
年月が経つにつれ、風化していく震災の記憶。震災を知らない世代も増え、震災の記憶をどのように継承していくのかが課題となっています。
そんななか、ららぽーとEXPOCITY3階にあるフードコート「FOOD PAVILION」では、『大阪と北摂の災害の記憶』と題した展示が行われています。
※こちらのイベントは終了しています。
過去に北摂で発生した災害とは
展示イベントは、ららぽーとEXPOCITY3階のフードコート内にある一角で行われています。
こちらのイベントは終了しました

ABCマートなどがある側から入ってすぐの場所です。決して大きなスペースではありませんが、過去に北摂で発生した災害を写真付きで見ることができます。

こちらは1967年(昭和42年)7月に発生した『北摂豪雨』の展示。摂津市三島地区の浸水被害を映したものです。
北摂豪雨とは
1967年(昭和42年)の7月7日~10日にかけて、大阪・北摂地域に大規模な被害をもたらした豪雨災害。
太平洋側に停滞していた梅雨前線を、台風7号から熱帯低気圧、温帯低気圧へと変わった低気圧が刺激し、大阪府北部を中心に大雨を降らせました。
北摂地域では一日で225mmという雨量を記録。特に16時からの6時間までの雨量は187mmと非常に激しく降り被害を拡大させた。
死者61名、住宅の全半壊41戸、浸水約25000戸、河川堤防決壊12箇所という被害を出した。
この豪雨をきっかけに北摂地域の治水対策が見直され、茨木市では安威川ダム建設計画が立案され、現在安威川ダムの建設が進んでいる。(2023年春完成予定)
1967年(昭和42年)の7月7日~10日にかけて、大阪・北摂地域に大規模な被害をもたらした豪雨災害。
太平洋側に停滞していた梅雨前線を、台風7号から熱帯低気圧、温帯低気圧へと変わった低気圧が刺激し、大阪府北部を中心に大雨を降らせました。
北摂地域では一日で225mmという雨量を記録。特に16時からの6時間までの雨量は187mmと非常に激しく降り被害を拡大させた。
死者61名、住宅の全半壊41戸、浸水約25000戸、河川堤防決壊12箇所という被害を出した。
この豪雨をきっかけに北摂地域の治水対策が見直され、茨木市では安威川ダム建設計画が立案され、現在安威川ダムの建設が進んでいる。(2023年春完成予定)
茨木市や箕面市、摂津市を中心に被害を出した北摂豪雨ですが、豊中市で千里川が決壊するなど、北摂全域に大きな爪痕を残しました。

千里川決壊の様子(豊中市)
また、このほかにも『阪神・淡路大震災』『大阪北部地震』『2018年台風21号』など、北摂に大きな被害を出した災害の写真が展示されています。

1995年に発生した『阪神・淡路大震災』時の大阪大学豊中キャンパスのグラウンド。

2018年6月に発生した『大阪北部地震』で多くの本が落下した大阪大学豊中キャンパスの図書館。
近年は、毎年のように日本のどこかで発生する大規模な災害。
過去に発生した災害を教訓に、今後の防災について考えてみる機会にいかがでしょうか。
なお、『大阪と北摂の災害の記憶』の展示期間は、1月17日(金)~2月6日(木)までとなっています。
ちなみに次回の展示は『大阪と北摂の古今道事情』というテーマ。大阪と北摂にある代表的な『道』の由来と現在を展示するそうです。
次回の展示イベントも楽しみですね。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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