阪急南茨木駅で駅ビルの建て替え工事が本格化しています。
2019年12月03日
今回は以前も一度ご紹介した「阪急南茨木駅における駅ビルの建て替え工事」について、現地の様子をご紹介したいと思います。

■前回の記事
阪急南茨木駅の駅ビルが建て替えへ。新しい駅ビルの完成は2022年夏頃を予定しているようです。
南茨木駅ってどんなところ?
南茨木駅は大阪府茨木市の南部にあり、阪急京都本線と大阪モノレールが交差する交通の要。1970年の大阪万博の際に阪急の駅が設置され、駅前のロータリーから万博会場を結ぶバスが運行されるなど、当時は万博への輸送拠点として整備されたそうです。万博終了後は周辺に次々とマンションが建設され、1990年には大阪モノレールが開通。現在は駅周辺には住宅街が広がり、また乗り換え駅として毎日多くの方が利用しています。
あの地震で大きく損傷。建て替えが決まった‘南茨木阪急ビル‘とは
そんな南茨木駅の駅ビル(南茨木阪急ビル)ですが、2018年6月に発生した大阪府北部を震源とする地震の影響で駅舎が大きく損傷。駅ビルに入居していたテナントは地震以降、全店で休業が続いていました。そして2019年6月に駅ビルが建て替えられることが正式に発表されました。
南茨木阪急ビルは、1970年の駅開業時に整備された地上4階建ての駅ビルです。2018年6月に発生した大阪府北部を震源とする地震により、壁に大きく亀裂が入るなど大きく損傷。地震から数日は通行もできない状態でしたが、応急処置をした上で、現在は駅改札に繋がる階段及び通路のみ利用することができます。

大阪北部地震発生の翌日に撮影した阪急南茨木駅ビルの駅舎内通路。地震で大きく損傷し、駅改札に繋がる階段は通行できない状態に。
半年ぶりに現地を訪れてみましたが、すでに駅ビルの解体工事が本格化していました。

南茨木阪急ビルの建て替え工事は二段階にわけて行われます。まずは駅ビルの東側半分を取り壊し(現在足場で覆われている部分)、先に階段とエレベーターを備えた駅ビルを整備します。

現在は駅ビルの東側部分を先行して、建て替え工事が行われています。現在足場で覆われている東側部分は、2020年12月頃までに工事を終える予定で、この場所に階段とエレベーターが新設されます。

真横から見るとよく分かるのですが、駅ビルは駅舎や駅ホームと一体的な構造になっています。そのため工事ができる時間帯が限られており、利用者に配慮しながら進めていく必要があるため難工事になると予想されます。
全体の完成は2022年夏頃を予定
現在は駅ビルの東側を先行して建て替えていますが、その後は西側部分も順次建て替えられる予定です。全体の完成は2022年夏頃を予定しています。
新駅ビルに関しての詳細な情報は発表されていませんが、現在と同規模の駅ビルになると思われます。また駅ビル内には店舗区間が整備され、建て替え前のようにスーパーなどが入居する予定となっています。

2019年11月29日より線路を挟んで反対側で営業を再開したスーパーマーケットの阪急オアシス。新しい駅ビルへの入居を見越してか、仮設店舗での営業再開となりました。
今後も新しい動きがありましたら、またご紹介したいと思います。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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