阪急南茨木駅の駅ビルが建て替えへ。新しい駅ビルの完成は2022年夏頃を予定しているようです。
2019年06月20日
1970年の大阪万博の際に阪急の駅が設置され、当時は万博会場までの輸送拠点として整備されました。万博開催時は駅前のロータリーから万博会場を結ぶバスが運行され、多くの人を会場まで運ぶ駅として機能していたそうです。万博終了後は阪急電鉄が周辺にマンションを複数建設。1990年には大阪モノレールが開通し、乗換駅となりました。
そんな南茨木駅にある「南茨木阪急ビル」ですが、2018年6月に発生した大阪北部地震によりビルが大きく損傷。壁に大きな亀裂が走るなどし、耐震性に問題があることなどから、駅ビルに入居していたテナントは全店で休業または移転となりました。そんな「南茨木阪急ビル」が建て替えられることが決定したとの情報を受け、実際現地にて様子を確かめてきましたのでご紹介します。

大阪北部地震で大きく損傷
こちらが今回、建て替えられることが決まった「南茨木阪急ビル」です。
ビルは地上4階建て、1970年竣工と完成から50年ほど経過しています。2018年6月に発生した最大震度6弱の大阪北部地震により、駅ビルは大きく損傷。地震後、入居していたテナントの一部は近隣に移転、多くは休業という形をとっています。
大阪北部地震以前に入居していたテナント一覧(一部)
●阪急オアシス(スーパー)※休業
→2019年11月に仮設で営業再開予定
●阪急ベーカリー(パン屋)
●水野コロッケ
●シアトルズベストコーヒー
その他歯科クリニックやリラクゼーションサロンなど
●阪急オアシス(スーパー)※休業
→2019年11月に仮設で営業再開予定
●阪急ベーカリー(パン屋)
●水野コロッケ
●シアトルズベストコーヒー
その他歯科クリニックやリラクゼーションサロンなど
建て替えは二段階に分けて行われる?
南茨木阪急ビルでは現在、建て替え工事に先駆けた準備工事が行われています。そして先日、現地に新しく掲載された張り紙によると、駅ビルの建て替え工事は「二段階」に分けて行われることが判明しました。

こちらが先日現地に掲載された「南茨木阪急ビル建替工事のお知らせ」。2018年6月の地震で駅ビルが大きく損傷したこと、これにより建て替え工事を行うことが決定したという趣旨が掲載されています。

建て替え工事は
アスベスト除去→解体工事→新築工事
の順に行われることが書いています。
また、工事は大きく二段階に分けて行わることが書かれていました。
1期 2019年6月~2020年12月(駅施設のエレベーター・階段の新設)
2期 2021年1月~2022年夏頃(店舗・エスカレーターの新設)
2期 2021年1月~2022年夏頃(店舗・エスカレーターの新設)
となっています。
今回建て替えられることが決まった「南茨木阪急ビル」。今後も新たな動きがありましたら、また追ってお伝えしたいと思います。
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