【2019年最新版】エキスポシティは何番目?全国のららぽーとの売上をランキング形式でご紹介!

2019年05月10日
エキスポシティ


 2015年11月に大阪府吹田市の万博記念公園エリアにグランドオープンした大型複合施設「EXPOCITY(エキスポシティ)。オープンから約3年半が経過しようとしていますが、国内最大級ともいわれる大型複合施設というだけあり、今でも連日多くの人で賑わっています。そんな一見好調に見えるエキスポシティですが、一部施設では集客に苦戦するなど、施設の間で明暗が分かれているようです。今回はそんなエキスポシティの核でもあるショッピング施設「ららぽーとEXPOCITY」の最新の売上動向が明らかになりましたので、全国のららぽーとと比較しながらご紹介していこうと思います。


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最新の売上動向が明らかに!

本日、2019年5月10日(金)に‘ららぽーと‘などを運営する「三井不動産」の決算発表があり、全国のららぽーとの最新の売上動向が明らかとなりました。昨年から決算発表で施設ごとの売上高を公表しており(一部施設は未公表)、今年で2度目の発表となります。今回発表されたのは「2018年度(2018年4月~2019年3月)」の施設ごとの売上高となります。






全国ららぽーと売上ランキング
(2018年度版)

施設名売上高
店舗数売場面積
1位
ららぽーと
TOKYO-BAY
(千葉県船橋市)
787億円
460102,000㎡
2位
ららぽーと
EXPOCITY
(大阪府吹田市)
540億円
31071,000㎡
3位
ららぽーと富士見
(埼玉県富士見市)
490億円
29080,000㎡
4位
ららぽーと横浜
(神奈川県横浜市)
467億円
28093,000㎡
5位
ららぽーと豊洲
(東京都江東区)
404億円
18062,000㎡
6位
ららぽーと海老名
(神奈川県海老名市)
380億円
26054,000㎡
7位
ららぽーと立川立飛
(東京都立川市)

315億円
25060,000㎡
8位
ららぽーと湘南平塚
(神奈川県平塚市)
312億円25060,000㎡
9位
ららぽーと和泉
(大阪府和泉市)
302億円
22055,000㎡
10位
ららぽーと新三郷
(埼玉県三郷市)
288億円
18059,000㎡
11位
ららぽーと柏の葉
(千葉県柏市)
240億円
18050,000㎡
12位
ららぽーと磐田
(静岡県磐田市)
238億円
18050,000㎡
13位
ららぽーと甲子園
(兵庫県西宮市)
205億円
15059,000㎡

※ららぽーと名古屋みなとアクルスは2018年9月開業のため未公表
※三井不動産が運営する他施設「ラゾーナ川崎プラザ」「ダイバーシティ東京プラザ」その他三井アウトレットパーク、ララガーデン等は除く


今回は全国にある「ららぽーと」のみをランキング形式で集計してみましたが、いかがでしょうか。施設の大きさや店舗数、立地などがバラバラのため単純比較はできませんが、ららぽーとTOKYO-BAYが東の旗艦店、ららぽーとEXPOCITYが西の旗艦店であることが売上高からも分かると思います。






EXPOCITYの売上動向は?

ららぽーとEXPOCITYの2018年度の売上高は約540億円で、昨年度比+8億円でした。昨年度は6月に大阪北部地震が発生。施設に大きな被害はなかったものの、約1週間にわたり休業を余儀なくされました。また夏から秋にかけては相次ぐ台風により、臨時休業となる日がありましたが、なんとか前年を上回ることができたようです。ららぽーとEXPOCITYは2015年の開業以来、緩やかではあるものの、売上は右肩上がりで推移しています。





平日ガラガラは過去の話?

私自身、エキスポシティには平日を含め多く足を運んでいるのですが、開業から数か月経った頃のエキスポシティは今とは比べものにならないほどガラガラでした。年末年始やGW、また土日などは開業当初から変わらず混雑する傾向にありますが、平日にいたっては今より開業当初の方がガラガラだったんです。当時は駐車場の平日の無料サービス等もなく、ららぽーと館内はガランとした印象でした。しかしそれも過去の話で、その後、無料駐車サービスの拡充や平日にワークショップを開催するなどのテコ入れを行った結果、平日の集客力がアップ。今では春や秋には学校単位での遠足や郊外学習の場としても定着してきており、平日の集客に大きく貢献している印象です。


■過去記事
平日はガラガラ?開業から半年を迎えたエキスポシティの問題点





テナント側からの引き合いも強く、好調に推移する‘ららぽーとEXPOCITY‘。今後は昨年に運営が民営に委託された万博記念公園や、隣接するサッカーJ1「ガンバ大阪」のホーム「パナソニックスタジアム吹田」などと一緒に、万博公園エリアをさらに盛り上げていってもらいたいものです。



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