超スピード撤退。エキスポシティの「MARUMIE PLAZA(マルミエプラザ)が早くも閉館するそう。
2019年01月30日
MARUMIE PLAZA(マルミエプラザ)って?
「地球大冒険」をテーマに、世界各国・地域の歴史や文化を映像などを通して体験し、そこから学びに繋げる体験型ミュージアムが「MARUMIE PLAZA(マルミエプラザ)」になります。 例えばアメリカの国立公園(イエローストーン・ヨセミテ・エバーグレーズなど)の成り立ちや、自然環境などを映像を通して学ぶことができます。施設のレイアウトは前施設「オービィ大阪」と同じで、今まで人気のあったシアターや極寒の体験、海中や空中からの映像体験などを新しい内容に切り替える形でリニューアルされました。
>>エキスポシティの新施設「MARUMIE PLAZA(マルミエプラザ)」はこんなところ!(オービィ大阪跡地)

出典 https://www.marumie.jp/
超スピード撤退の‘わけ‘とは
そんなMARUMIE PLAZA(マルミエプラザ)ですが、2019年1月31日(木)をもって閉館することが公式ホームぺージ上で発表されました、昨年10月にオープンしてからわずか4ヶ月での閉館というスピード撤退。利用者の低迷が大きな理由であると思われますが、一体どんな理由があったのでしょうか。
理由その①
施設のコンセプトがわかりずらい
>>利用者低迷の理由のひとつが施設内容がわかりずらいということではないでしょうか。中に入ってみなければ一体どんな施設で、どんなコンテンツがあって、どんな体験ができるのか、イマイチ想像しづらいことが利用者低迷に繋がっていたのではないかと推測されます。
理由その②
前施設の転用で新鮮さがなかった
>>もうひとつの理由は、MARUMIE PLAZA(マルミエプラザ)の前施設「オービィ大阪」のコンテンツを一部改良する形で運営していたことで、新しい施設といっても真新しさ・新鮮さが少なかったことも原因のひとつではないでしょうか。
理由その③
ターゲットを小学生に絞ったこと
>>MARUMIE PLAZA(マルミエプラザ)はターゲットを主に小学生に絞っていました。もちろん大人も楽しめるコンテンツもありますが、主に小学生にターゲットを絞った同施設。昨年4月に同じくエキスポシティ内にオープンしたVR技術を応用したスポーツ体験施設「VS PARK(ブイエスパーク)」は小学生を中心に多くの学生で賑わっています。そのことに目をつけて小学生にターゲットを絞ったのではないかと考えられますが、施設間の競争はもちろん、小学生をターゲットにしたことでの平日の集客といった課題など大きなハードルがいくつもあったのではないでしょうか。
MARUMIE PLAZA(マルミエプラザ)
閉館日:2019年1月31日(木)
閉館日:2019年1月31日(木)
アニマルワールドも撤退?
MARUMIE PLAZA(マルミエプラザ)内には動物たちと触れ合える施設「アニマルワールド」があります。こちらの施設ですが、1月12日から臨時休業が続いており、その動向が注目されていました。今回のMARUMIE PLAZA(マルミエプラザ)の閉館に伴い、同施設も閉館するのではないかと見られます。動物たちの行方が心配ですね('_')

出典 https://www.marumie.jp/topics-2/animal_world-2/
>>動物たちと触れ合える人気施設「アニマルワールド」が突如臨時休業!?一体なにが?
異例のスピード撤退を発表した「MARUMIE PLAZA(マルミエプラザ)」。今後は同施設の跡地がどうなるのか注目が集まりそうです。
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