千里阪急と千里セルシーが一体再開発を検討!跡地には大型商業施設を計画しているようです。
2018年02月28日
大阪府豊中市の千里ニュータウンの中心部‘千里中央‘に立地する大型商業施設「千里セルシー」。
1972年の千里ニュータウンの街びらきとともに開業した「千里セルシー」。長年、近隣住民に愛されてきた商業施設ですが、近年は老朽化が進み、震度6強以上の地震で倒壊する可能性が指摘されるなど耐震補強が急務となっていました。
そんな「千里セルシー」ですが、2017年に建て替えられる方針であることが明らかになりました。しかし、その後は続報もなく、施設の跡地利用について大きく注目が集まっていました。
そして本日、阪急・阪神百貨店などを運営する‘エイチ・ツー・オー・リテイリング株式会社‘が、「千里阪急と千里セルシーの一体再開発の検討を行う」と発表しました。

奥に見えるのが大型商業施設「千里セルシー」
千里中央地区(大阪府豊中市)における 千里阪急及び商業施設セルシーとの一体再開発に関するお知らせ
https://www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/aywd9z/
当社は、商業施設セルシーの信託受益者である合同会社サントル(以下、「SPC」といいます。)と、千里阪急及び隣接する商業施設セルシーとの一体再開発の検討を開始することについて合意しましたので、下記のとおりお知らせいたします。
1.概要
現在、大阪府豊中市の千里中央地区では街の活性化・機能拡充・機能更新実現のため、官民協働で今後のまちづくりの基本方針や交通機能の再編について協議がなされており、本日、豊中市より「千里中央地区活性化基本計画 中間とりまとめ」(以下、「本基本計画」といいます。)が公表されました。
当社グループは、本基本計画で再整備検討対象と位置づけられている東町中央ゾーンにおいて、株式会社阪急阪神百貨店が1970年より千里阪急を営業しておりますが、本基本計画にもありますとおり、千里中央地区の“北大阪随一の商業集積エリア実現に向けた大街区化等の推進や広場等の整備”の実現は、街のさらなる賑わいを創出するうえでも望ましいことと考えております。
当社としましては、この基本計画に則り、より一層お客様が回遊しやすく、買物しやすい環境の実現を目指していくためには、千里阪急と隣接する商業施設セルシーが共同で将来の再開発計画を検討していくことが有効であると判断いたしました。なお、当社グループはSPCに対して匿名組合出資を行っており、今後、当社とSPCで延床面積10万㎡級の商業施設の実現を目指して、一体再開発の事業キームや商業規模、コンセプトなどの再開発プラン策定の検討を進めてまいります。
今後は、セルシーや豊中市をはじめとした関係者間での協議をさらに進めていき、本件の具体的な再開発プラン及び開発スケジュール等が決まり次第お知らせいたします。
https://www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/aywd9z/
当社は、商業施設セルシーの信託受益者である合同会社サントル(以下、「SPC」といいます。)と、千里阪急及び隣接する商業施設セルシーとの一体再開発の検討を開始することについて合意しましたので、下記のとおりお知らせいたします。
1.概要
現在、大阪府豊中市の千里中央地区では街の活性化・機能拡充・機能更新実現のため、官民協働で今後のまちづくりの基本方針や交通機能の再編について協議がなされており、本日、豊中市より「千里中央地区活性化基本計画 中間とりまとめ」(以下、「本基本計画」といいます。)が公表されました。
当社グループは、本基本計画で再整備検討対象と位置づけられている東町中央ゾーンにおいて、株式会社阪急阪神百貨店が1970年より千里阪急を営業しておりますが、本基本計画にもありますとおり、千里中央地区の“北大阪随一の商業集積エリア実現に向けた大街区化等の推進や広場等の整備”の実現は、街のさらなる賑わいを創出するうえでも望ましいことと考えております。
当社としましては、この基本計画に則り、より一層お客様が回遊しやすく、買物しやすい環境の実現を目指していくためには、千里阪急と隣接する商業施設セルシーが共同で将来の再開発計画を検討していくことが有効であると判断いたしました。なお、当社グループはSPCに対して匿名組合出資を行っており、今後、当社とSPCで延床面積10万㎡級の商業施設の実現を目指して、一体再開発の事業キームや商業規模、コンセプトなどの再開発プラン策定の検討を進めてまいります。
今後は、セルシーや豊中市をはじめとした関係者間での協議をさらに進めていき、本件の具体的な再開発プラン及び開発スケジュール等が決まり次第お知らせいたします。

今回一体的な再開発が発表された‘千里阪急‘とセルシー
千里阪急も建て替えを検討
今回の発表によると、老朽化が進む千里セルシーはもちろん、隣接する百貨店の「千里阪急」も一体的に再開発するという方針に注目が集まります。
まだ検討段階なので具体的なことは明らかになっていませんが、セルシーよりも老朽化が進む‘千里阪急‘ですから、建て替えられる可能性が高いと思われます。

1970年に開業した千里阪急の様子。
千里セルシー跡地には大型商業施設を建設か
今回の発表によると、千里阪急とセルシーを一体的に再開発し、跡地には延床面積10万㎡級の商業施設の実現を目指していくという新たな指針が示されました。
エイチー・ツー・オー・リテイリングが手掛ける施設としては、阪急西宮ガーデンズなどが有名ですが、一体どのような商業施設になるのか、また千里阪急が百貨店として営業を継続するのか。今後の行方に注目が集まりそうですね。
商業施設名 | 延床面積 |
エキスポシティ | 約223,000㎡ |
阪急西宮ガーデンズ | 約247,000㎡ |
イオンモール茨木 | 約146,000㎡ |
みのおキューズモール | 約107,000㎡ |
延床面積10万㎡といえば、千里中央周辺では‘みのおキューズモール‘の大きさが最もイメージに近い感じでしょうか。
あの広場も復活する?
そして今回注目すべきものがもう一つ!
それは‘北大阪随一の商業集積エリア実現に向けた大街区化等の推進や広場等の整備‘という文言に注目したいと思います。
千里中央で‘広場‘というコトバを聞くと、思い浮かぶのは旧セルシー広場ですよね。2017年に閉鎖されたセルシー広場は、若手歌手の登竜門として知られ、光GENJIや松浦亜弥、最近ではAKB48、きゃりーぱみゅぱみゅも歌ったことで知られています。
アイドルの登竜門なんていわれていたのも、つい最近のような気がします。そんな広場の復活を示唆する今回の文言。広場の復活はあるのでしょうか。
最新の記事はこちら
■「千里セルシーの建て替え計画」はどうなった?現在の千里中央を見てきました!(2019.11.28)
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