エキスポシティにあるスポーツファッションゾーン「H.L.N.A Zone」のお店が多数撤退。苦戦する理由とは

2017年05月08日
エキスポシティ(開店/閉店)


 東京・お台場のダイバーシティ東京プラザに次ぐ、国内2か所目の出店と話題になった「H.L.N.A Zone Osaka」。ボードカルチャーをベースとしたさまざまなショップが立ち並ぶエリアで、カフェや家具など、ライフスタイルに特化した、新しい「H.L.N.A Zone」として注目を集めました。


IMG_6131-min.jpg


3店舗が相次いで閉店


そんな「H.L.N.A Zone Osaka」ですが、全11店舗のうち3店舗が今春に閉店。以前から集客に苦戦していると伝えられるなど、なかなか厳しい状態にあるようです。


2017年2月28日閉店
■NIXON by H.L.N.A(アパレル雑貨)

2017年3月26日閉店
■E.S.P(スケートボード/アパレル)

2017年3月27日閉店
■BROOKLYN ROASTING COMPANY(カフェ)




別棟が仇?


H.L.N.A Zone Osakaは、ららぽーとEXPOCITYとは別の2階建ての建物に出店しています。別棟に出店することで、内装や照明、細部に至るまで、H,L.N.Aの世界観を表現しています。


IMG_6134-min.jpg



ただ、別棟の欠点でもある‘回遊性‘が仇となり、集客に苦戦しているのではないかと思います。ららぽーとや他の施設との行き来には、一度外に出る必要性もあり、各施設との回遊性がイイとまでは正直言えません。また独自の世界観が仇となり、なかなかスポーツファッションに興味のある方以外は、足を踏み入れにくくなっているのではないでしょうか。



H-min.png

また、H.L.N.A Zoneが立地する‘グリーンサイド側‘は普段から人通りが少なく、また入口も目立たないために、知らずに素通りして行く人も多い印象です。



コアな客以外の誘導


そんな苦戦が伝えられる「H.L.N.A Zone」ですが、年末年始などに各ショップから限定品が販売される時などは、朝早くから長蛇の列ができることもあります。コアな客は確実に集客していることから、今後は他の一般客に向けての宣伝等が、より一層必要となってくるのではないかと考えます。



IMG_6133-min.jpg

館内に設置されたスケートランプ






フォロワー募集中
当ブログでは情報発信ツールとして「Twitter」を主に活用しています。ブログ更新情報の他、エキスポシティの最新情報をご紹介しています。ぜひお気軽にフォローしてしてください。

エキスポシティを徹底取材するブログアカウント


関連記事