どうも!皆さんこんにちは。こんばんは。万博公園エリアの地域情報発信サイト「Enjoy EXPO」の管理人‘アイスマン‘です。
エキスポシティの中核施設でもある大型商業施設の
「ららぽーと」。
三井不動産が手掛ける都市型のショッピングモールで、関東を中心に関西、東海などに多数の施設を展開しています。関西には大阪府吹田市の「ららぽーとEXPOCITY」、和泉市の「ららぽーと和泉」、兵庫県西宮市の「ららぽーと甲子園」があります。
そんな人気ショッピングモール「ららぽーと」が、門真市のパナソニック工場に「2022年度にも誕生」するかもしれないというビッグニュースが入ってきましたのでご紹介します。
門真市のパナソニック工場跡地に「(仮)ららぽーと門真」ができる!?
事の発端は、2015年2月18日の日本経済新聞で報じられた「
パナソニック、大阪のAV本拠地売却 三井不動産に(有料記事)」。
日経新聞によると、パナソニックの工場跡地を三井不動産が取得し、工場を解体したうえで大型商業施設「ららぽーと」を建設するという内容。2018年にも開業すると報じられました。店舗面積は「66,000㎡」で、敷地内には住宅棟も建設するという、かなり具体的な内容でした。
計画が持ち上がったのは、門真市松生町にあったパナソニックの「AV機器拠点」。1970年に完成した旧松下電機のAV関連機器の拠点で、長らくカラーテレビやオーディオなどを生産してきた場所です。
AV機器事業の縮小により、パナソニックは事業を再編。この土地を三井不動産に売却すると報じられました。
計画地は近畿自動車道・大阪府道2号中央環状線(中環)に面しており、京阪本線・大阪モノレール「門真市駅」から徒歩7~8分と駅からも比較的アクセスが良い立地です。順調に計画が進められるかと思われましたが...
その後事態は一変します...土地の調査を行っていたところ、2015年9月に
敷地内の土壌汚染が発覚。その後、両社の交渉が中断するなど、計画は暗礁に乗り上げてしまいます...。
計画は幻になるのでは?とも思われましたが、2017年3月に再び計画が動き出します。
パナソニックが大阪・門真の拠点用地を三井不動産に売却へ 月内合意、再開発「ららぽーと」有力http://www.sankei.com/west/news/170319/wst1703190014-n2.html
パナソニックが大阪府門真市に置くデジタルAV(音響・映像)機器の研究開発と営業の拠点を移転・閉鎖し、約16ヘクタールの用地を三井不動産へ売却することが18日分かった。今月中に基本合意する見通しで、売却額は200億円前後で交渉中という。三井不動産は再開発して大型商業施設を建設する方針で、「ららぽーと」ブランドが有力だ。
売却されるのは、パナソニックが「南門真地区」と呼ぶエリア。府道大阪中央環状線に面し、京阪電鉄と大阪モノレールの門真市
駅にも近い。モノレールは平成41年に同駅から近鉄奈良線の新駅(大阪府東大阪市)まで9キロ延伸する計画もある。
「三井アウトレットパーク」と相乗効果」
交通の利便性が高いことから、三井不動産は広域からの集客が可能と判断した。同社は約2・5キロ南に「三井アウトレットパーク大阪鶴見」を展開しており、運営ノウハウの共有や相乗効果も見込める。
パナソニックは松下電器産業時代の昭和45年から、南門真地区にグループの中核だったテレビやオーディオなどAV機器関連の本部や研究開発部門、工場を置いてきた。現在は、デジタルカメラや放送用機器などを扱う事業部門「AVCネットワークス社」などが拠点とし、約4千人が勤務している。
ただ、パナソニックは平成26年以降、家庭向けのAV機器事業を縮小してきた。今年4月には事業を再編し、AVCネットワークス社は社名を変更してBtoB(企業間取引)に特化、デジカメの開発などは別の部門に移管する。移転先は門真市内や大阪市など複数に及ぶ。
用地をめぐっては、27年に地下水の汚染が判明し、両社の交渉が棚上げされていた。土地の売却価格は汚染への対応などにより変動する可能性がある。
どうやら当初の予定よりは遅れるものの、計画は着々と進められていた模様。
ららぽーと門真(仮)は「2022年度」に開業予定!?
その後、しばらく音沙汰がなかった「ららぽーと門真(仮)計画」ですが、2018年6月ごろから計画地にある工場の解体が始まりました。
敷地内の解体工事は2020年6月末に終える予定で、当初の計画通り、跡地に大型商業施設を建設するとみられています。
出典:https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/ir/presentation/pdf/AnalystMeetingPresentation1905j.pdf上記の資料は三井不動産は2020年5月に発表した決算資料。同社が計画している大型商業施設の一覧が掲載されていますが、そのなかにある
「大阪府門真市松生町計画」がいわゆる「ららぽーと門真(仮)計画」です。
どうやら
「2022年度に開業を予定」しているようです。
つまり現時点では「2022年4月~2023年3月」の間にオープンする可能性が高いということになります。(同時期に大阪府堺市美原区にも、ららぽーとの建設が計画されています)
なお、商業施設名は「ららぽーと」ブランドになるかどうかは未定ですが、当初から報じられているように「ららぽーと」になる可能性が高いと思われます。周辺は大型施設の激戦区!
ららぽーと門真計画地の周辺は‘大型商業施設(ショッピングモール)‘の激戦区となっています。
計画地を囲むように「イオンモール」が比較的近い距離に3つもあります。三井不動産は自社が運営する「三井アウトレットパーク大阪鶴見」との相乗効果で、周辺のショッピングモールに対抗するのではとみられています。
店舗名
| 店舗面積 |
(仮)ららぽーと門真 | 未定 (当初は約66,000㎡)
|
三井アウトレットパーク 大阪鶴見 | 約9,350㎡ |
イオンモール鶴見緑地 | 約55,000㎡ |
イオンモール大日 | 約76,000㎡ |
イオンモール四條畷 | 約75,000㎡ |
イオンの牙城に攻め込む形となる三井不動産。
敷地内には住宅も建設される可能性もあり、今後も目が離せない計画となっています。また新しい情報が入りましたら追ってご紹介します。
- 関連記事
-
コメント
T.T
2017/03/26 15:52 URL 編集返信