エキスポシティのアクセス拠点のひとつJR京都線「茨木駅」。駅周辺では立命館大学いばらきキャンパスの開校や、駅ビルの再開発が計画されるなど、近い将来大きく変貌を遂げようとしています。そんな茨木駅では2018年の完成に向け、駅構内のリニューアルや駅舎増設工事が進められています。

JR茨木駅リニューアル概要
○基本コンセプト「駅とまちを繋げる、駅と人を繋げる」
駅周辺のまちづくりと調和させ、ご利用のお客様、市民の皆様に親しみを持って利用していただける、「華やかで楽しい雰囲気を醸し出す明るい駅」を目指します。
○デザインについて ・市内に多く見られる自然という要素をデザインに取り入れます。
・自然採光や通風を利用し、明るく快適な駅を目指します。
○設備について ・各ホームに合計5基のエスカレーターを新設
<上り(京都方面)ホーム>上り2基、下り1基
<下り(大阪方面)ホーム>上り1基、下り1基
・お客様トイレの改修(多目的 WC を含む)
・コンコースの美化(床・天井などの改修)
・みどりの窓口の整備
・店舗開発 約1,100平方メートル
○工事について ・着工 平成27年3月16日(月曜日)
・完成 平成29年春 エスカレーター使用開始
平成30年春 店舗開業
平成30年春 工事終了
出典
https://www.westjr.co.jp/press/article/2015/03/page_6891.html
○改良前駅構内図

○改良後駅構内図
これまでの記事2015.12.23
JR京都線「茨木駅」のリニューアル工事状況!2016.3.09
JR茨木駅のリニューアルが着実に進んでいます!2016.4.26
JR茨木駅のリニューアル工事状況!新しい店舗棟が姿を現す!2016.5.16
JR茨木駅の駅舎増築工事が着々と進めれています。2016.7.19
JR茨木駅のリニューアル工事が進められています。前回の記事から1ヶ月ほどしか経過していませんが、JR茨木駅のリニューアル工事に大きな変化がありました!
JR茨木駅西口から見た店舗棟増床部の様子です。新しい店舗棟はホーム上に建設されているということもあり、工事は主に終電後の夜間に行われています。前回の撮影から1ヶ月あまりしか経っていませんが、建設中の店舗棟からホームに伸びる階段が姿を現しました!
ホームに降りて確認してみましたが、やはり建設中の店舗棟に向かって階段が設置されていました。駅構内にある完成予想図にも、JR西日本が発表している完成予想図にも、この場所には階段らしきものは描かれていません!一体この階段はなんなんだ!?ということで調べてみると・・・

茨木市の公式HP上にJR茨木駅の今年度の工事予定が掲載されていました。それによるとこの店舗棟からホームに伸びる階段は、エスカレーター設置工事が完了するまでの「仮階段」になるようです。10月からエスカレーターが設置される場所の階段が撤去されるため、混雑緩和のために仮階段が設置されるようです。また店舗棟にはエスカレーターの設置が完了するまで、仮コンコース・仮改札・仮旅客トイレが設置されるようです。
●今後の工事予定 平成28年10月頃 仮改札使用開始
平成29年春 エスカレーター供用開始
平成30年春 店舗開業
改札口から見たコンコースの様子です。資料によると10月にも赤枠で囲った「大阪方面の階段」の撤去が始まるようです。
大阪方面下りホームの階段の様子です。10月からこちらの階段は撤去され、この場所に上り下りそれぞれ1基のエスカレーターが設置されます。エスカレーターは来年春に供用を開始する予定です。
京都方面上りホームの階段の様子です。10月からこちらの階段も撤去され、この場所に上り2基、下り1基のエスカレーターが設置されます。エスカレーターは来年春に供用を開始する予定です。
また現在ある改札口の真向かいには「仮改札」が設置される見込みです。現在は白い壁で覆われていますが、10月にはこの付近に改札が設置される見込みです。
いよいよリニューアル工事が本格化してきたJR茨木駅。今後もリニューアル状況を追ってご紹介していきたいと思います。
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