2018年3月にも太陽の塔内部が一般公開へ!将来的には世界遺産への登録も視野に!
2016年08月24日
1970年に大阪府吹田市で開催された日本万国博覧会のシンボル「太陽の塔」。万博記念公園にある太陽の塔は高さ約70メートルで、あの岡本太郎氏がデザインしたことで知られています。太陽の塔のモデルは岡本太郎氏が飼っていたカラスがモチーフとなっており、万博開催時にはテーマ館としてその内部にも入ることができました。

太陽の塔には4つの顔があった!?
太陽の塔には外側に3つの顔が描かれています。棟の正面上部には未来を表す「黄金の顔」。塔正面の中央には現在を表す「太陽の顔」が描かれています。

そして塔の裏側には過去を表す「黒い太陽」が描かれています。万博開催時にはさらに人間の祈りや心の源を表す「地底の太陽」という4つの目の顔が存在し、塔内部に飾られていました。ただ、万博閉幕後しばらくして行方が分からなくなり、その姿は今では見ることができなくなりました。
2018年3月にも内部を一般公開へ!
万博開催当時は太陽の塔もひとつのパビリオンとして役目があり、塔内部には原生生物が人類へと進化する過程を表したオブジェ「生命の樹」が展示してあります。ただ万博閉幕後は一般公開されず、内部にある展示品は年々劣化し損傷。近年では耐震性の問題などから誰も足を踏み入れることができなくなりました。そんな太陽の塔ですが、今秋から本格的に耐震補強や内部の展示品の修復などが行われ、早ければ2018年3月にも有料で一般公開されることが明らかになりました!
「太陽の塔」改修へ 今秋から耐震工事
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG16H0C_W6A810C1CR0000/
1970年に大阪で開催された国際博覧会(万博)のシンボル「太陽の塔」の耐震補強工事が、今秋から始まる見通しとなった。内部の展示品も修理、復元され、往年の“輝き”を取り戻した姿は2018年3月から有料で一般公開される。
万博記念公園(大阪府吹田市)にある太陽の塔は高さ約70メートルで、故・岡本太郎氏がデザイン。耐震工事は昨年夏の2度の入札で、芸術作品を改修するという専門性の高さから、予定価格内で応札できた建設会社がなかった。
今年7月の入札で工事費の予定価格を上積み。万博当時の塔建設に関わった大林組が12億8600万円で落札し、めどが立った。
万博閉幕後、一般公開されなかった塔内部には、原生生物が人類へと進化する過程を表したオブジェ「生命の樹」(高さ40メートル)がある。巨大な樹木の幹や枝に飾られたアンモナイト、恐竜、ゴリラなどの展示品は、半世紀近くが経過し劣化による損傷が目立っているが、修復される予定だ。
塔の外側には「太陽の顔」など3つの顔がある。4つ目の顔「地底の太陽」は塔の地下で展示され、閉幕後に行方不明になっていたが復元し、地下展示室も新設する。
万博記念公園(大阪府吹田市)にある太陽の塔は高さ約70メートルで、故・岡本太郎氏がデザイン。耐震工事は昨年夏の2度の入札で、芸術作品を改修するという専門性の高さから、予定価格内で応札できた建設会社がなかった。
今年7月の入札で工事費の予定価格を上積み。万博当時の塔建設に関わった大林組が12億8600万円で落札し、めどが立った。
万博閉幕後、一般公開されなかった塔内部には、原生生物が人類へと進化する過程を表したオブジェ「生命の樹」(高さ40メートル)がある。巨大な樹木の幹や枝に飾られたアンモナイト、恐竜、ゴリラなどの展示品は、半世紀近くが経過し劣化による損傷が目立っているが、修復される予定だ。
塔の外側には「太陽の顔」など3つの顔がある。4つ目の顔「地底の太陽」は塔の地下で展示され、閉幕後に行方不明になっていたが復元し、地下展示室も新設する。
第4の顔も復元へ!
記事内にもあるように万博閉幕後は行方不明となっている第4の顔「地底の太陽」。改修工事によって復元され、新たに地下展示室も新設されることが明らかになりました!ほとんどの方が見たことがない第4の顔とは一体どんなものなのでしょうか・・・?

世界遺産への登録も視野に!
実は世界遺産への登録を目指している「太陽の塔」。建造物の世界遺産への登録は築50年以上が経過していることが条件とされることから、建造からちょうど50年を迎える2020年にも世界遺産への申請を行う予定となっています。また2020年には太陽の塔の生誕50年という節目となることから、万博公園では多くのイベントが計画されています。もし世界遺産への登録が決まれば多くの観光客が訪れることとなり、周辺に与える影響はかなり大きなものとなりそうです。
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