オールドネイビーが日本から撤退。エキスポシティの店舗も閉店へ。
2016年05月22日

「オールドネイビー」国内53の全店舗閉鎖へ
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160520-OYT1T50048.html
米衣料品大手ギャップは19日、低価格ブランド「オールドネイビー」について、日本国内の53店舗すべてを来年1月までに閉鎖すると発表した。2012年7月に東京・お台場に1号店を開店してから約4年で撤退を決めた。競争激化で販売不振が続くなか、北米や中国、メキシコなど、成長が期待できる市場に注力する。一方、主力ブランドの「ギャップ」と「バナナ・リパブリック」は、日本国内に合わせて200店以上あり、今後も継続する。ギャップは「日本が重要な市場であることに変わりはない」としている。ギャップが発表した今年2~4月の決算は、売上高が前年同期比6%減の約34億3800万ドル(約3750億円)、純利益が47%減の1億2700万ドル(約140億円)だった。
人気ブランドの突然の撤退に驚き
今回日本市場から完全に撤退することが発表された「オールドネイビー」。日本に初上陸してから約4年という早すぎる撤退に驚きと落胆の声が広がっています。「オールドネイビー」は低価格ブランドとして2012年7月に日本初上陸し、関東や関西を中心に53店舗まで店舗を拡大。特に小さな子どもがいるママさん達からは、そのコストパフォーマンスの良さから絶大な人気を得ていました。ただ国内市場においてはユニクロなどと競争が激化し、近年は売上が低迷。今回、業績の立て直しに伴い日本からの撤退を発表しました。
GAPに集中投資
日本から撤退することが発表された「オールドネイビー」ですが、本国アメリカでは「GAP」よりも店舗数が多く、売上・人気ともの「GAP」を上回っています。ただ、日本市場においては逆で「GAP」の人気が高く、進出が遅れた「オールドネイビー」はなかなか思うような売上を上げることができなかったものと思われます。今後の日本市場においては「GAP」に集中投資していくことが発表されています。

エキスポシティ店も閉店へ
今回の日本からの完全撤退は、正式に米GAPから発表されたものなので、エキスポシティにある「オールドネイビー」も2017年1月末までに閉店するものと思われます。
エキスポシティの「オールドネイビー」は、ららぽーとEXPOCITY1階グリーンサイド側にあります。ららぽーとの中でも店舗面積が大きく、今後はその跡地の動向が注目されます。
大阪府内の店舗一覧
日本市場から撤退することが発表された「オールドネイビー」。2016年5月現在、大阪府内には以下の場所に店舗があります。
●ルクアイーレ店
●ららぽーとEXPOCITY店
●ららぽーと和泉店
●イオンモール大日店
●イオンモール四條畷店
●イオンモール堺鉄砲町店
●アリオ八尾店
いずれも2017年1月末までに閉店するものと思われます。
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