エキスポシティの主要アクセス路線でもある「大阪モノレール」。営業距離が日本最長のモノレールとして知られ、かつてはギネス世界記録でも認められた世界最長の営業距離を持つモノレールでした。(2011年に中国の新路線に抜かれました。)現在は、北大阪地区のターミナルである千里中央や、大阪国際空港(伊丹空港)、万博記念公園などへのアクセス路線として、日頃から多くの方に利用されています。

そんな大阪モノレールではエキスポシティ開業後、大幅に利用者が増えた状態が続いています。以下は大阪モノレールの平成27年度の利用者数になります。
平成27年度 | 利用者数/日 | 増加数/昨年同月比 |
4月 | 120,094人 | +4.9% |
5月 | 114,039人 | +2.7% |
6月 | 114,985人 | +6.6% |
7月 | 113,024人 | +4.8% |
8月 | 111,166人 | +4.5% |
9月 | 112,669人 | +3.5% |
10月 | 120,213人 | +10.2% |
11月 | 135,434人 | +21.5% |
12月 | 134,590人 | +31.1% |
1月 | 124,986人 | +25.6% |
2月 | 127,625人 | +19.8% |
3月 | 132,213人 | +20.9% |
27年度平均 121,732人 26年度比+12.8%
エキスポシティ開業直後ほどではないものの、最近も前年比20%増程度で利用者は増えている傾向であることがわかります。
臨時ダイヤも限界!?
エキスポシティ開業後、利用者が大幅に増えた大阪モノレールでは、24週連続で臨時列車を運行する状態が続いています。臨時列車は土日祝中心の運行となってきましたが、平日も含めての全体的なダイヤ改正が求められる時期にきていると感じます。
運賃に不満者が多い!?
ところで先日、大阪モノレールから
「平成27年度お客様アンケート」の結果が発表されました。それによると、駅・車内サービス・安全・地域連携など多くの分野で比較的高評価だったものの、モノレールの運賃については
「約55%」の人が
不満または
やや不満という結果に。一方で満足あるいはやや満足の人は、わずか15%程度しかいませんでした(^_^.)
今後はダイヤ改正に運賃も含めた、抜本的な見直しが必要な時期にきているのではないかと感じました。運賃値下げはなかなか難しいとは思いますが、今後の動きに注目していきたいと思います。
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