【注意】茨木市の山間で熊の目撃情報が相次いでいます。

2023年11月08日
茨木市


今年は全国的に熊の活動が活発になっています。

熊といえば北海道や東北、関東の山沿いなどに生息しているイメージがありますが、近畿でも兵庫県や京都府、和歌山県の山沿いなどにツキノワグマが生息しています。近年は熊の活動範囲が広がる傾向にあり、大阪の北摂でも山間で熊の目撃情報が寄せられています。



大阪府によれば、今年度は豊能町や箕面市、茨木市、高槻市、島本町などの山間で目撃情報が寄せられているそうです。目撃情報はすでに計14件と、調査開始以来最も多くなっています。

▪️【令和5年度】市街地周辺における野生動物の出没情報(大阪府ホームページ)

特に10月中旬から目撃情報が急増しています。今の時期は冬眠に向けてエサを多く採取する時期であり、クマの行動も活発になると考えられています。

茨木市では熊の足跡や爪痕も確認されています

今月に入り熊の目撃情報が相次いで寄せられている茨木市の山間。茨木市によれば、実際に足跡や爪痕なども確認されたようです。

▪️11月4日(土)午後5時30分頃、茨木市大字下音羽(見山駐在所付近)にて足跡を確認。

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▪️11月6日(月)午前9時頃、茨木市大字泉原(清溪小学校付近)にて足跡を確認。

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▪️11月7日(火)午後4時30分頃、茨木市大字忍頂寺にて柿の木食害、爪痕を確認。

▪️11月8日(水)午前7時30分頃、茨木市大字忍頂寺、大字佐保にて足跡を確認。

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▪️11月10日(金)午前10時頃、茨木市大字下音羽388付近にてクマの爪痕を確認。



茨木市や隣接する箕面市では付近の住民に対して注意を呼びかけるとともに、ハイキングなどで山に出かける際は必ず複数人で行動すること、ラジオや鈴など音が出るものを持ち歩くように呼びかけています。


 
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