岸辺駅の利用者数が初めて千里丘駅を上回った!駅前の再開発が進み駅利用者も増加中です!

2023年10月14日
吹田市


どうも!「Enjoy EXPO」のアイスマンです。

岸辺駅の利用者数がついに千里丘駅を上回ったらしい」。先日、そんな話題を耳にしました。

というわけで今回は、JR西日本が公表している「データで見るJR西日本」を参考に、千里丘駅、岸辺駅、ついでに吹田駅(JR)の乗車人員を集計してみました!



各駅の乗車人員推移


千里丘駅岸辺駅吹田駅
2000年21,566人15,439人22,584人
2001年20,689人15,259人22,698人
2002年20,483人14,868人22,580人
2003年20,971人14,754人22,630人
2004年
20,768
14,600人22,448人
2005年20,517人14,439人22,300人
2006年20,566人14,567人22,303人
2007年20,145人14,556人22,145人
2008年19,652人14,712人22,165人
2009年19,296人14,563人21,682人
2010年18,258人14,478人21,497人
2011年18,095人14,563人21,405人
2012年18,410人14,883人21,359人
2013年19,071人15,402人21,702人
2014年19,214人15,274人21,809人
2015年19,760人15,464人22,430人
2016年20,064人15,560人22,657人
2017年20,179人15,986人22,972人
2018年20,230人17,049人22,943人
2019年20,297人18,926人22,896人
2020年16,498人15,293人18,080人
2021年16,978人16,516人19,098人
2022年18,513人18,789人20,942人

上記は2000年から2022年までの各駅乗車人員。各駅とも2020年以降は新型コロナウイルスの影響で利用者が大きく落ち込みましたが、行動制限が緩和された2022年から回復傾向にあることがわかります。

注目はやはり「岸辺駅」。吹田操車場跡地(健都)の再開発が進んだ2018年頃から利用者が急増。2020年以降は新型コロナウイルスの影響で減少に転じるも、2022年には「千里丘駅」の乗車人員をわずかながら上回っています。


再開発で大きく街並みが変わった岸辺駅北口。

乗車人員が千里丘駅を上回るのは岸辺駅が開業した1947年以降、初めてのことだそうです。




|岸辺駅北口の主な再開発
2018年11月 
「VIERRA岸辺健都」が開業



2018年12月 
「吹田市民病院」が吹田市片山町から移転・開院

2019年7月 
「国立循環器病研究センター」が吹田市藤白台から移転・開院

2019年7月 
 大規模分譲マンション「ローレルスクエア健都」が竣工

2020年11月 
 吹田市立図書館「健都ライブラリー」が開館

2022年4月 
 複合商業施設「吹田SST」が開業

2022年4月 
「健都イノベーションパークNKビル」が竣工・稼働



2023年4月 
「ニプロ本社」が健都イノベーションパーク内に移転・稼働



2023年9月 
「エア・ウォーター健都」が竣工・開業


集計は2022年までとなっていますが、2023年4月には健都イノベーションパーク内に医薬品大手「ニプロ」が大阪市北区から本社を移転。9月には産業ガス大手「エア・ウォーター」が
オープンイノベーション施設を開業しており、今年さらなる駅利用者の増加が見込まれています。

一方、千里丘駅でも2027年春にかけて大規模な駅前再開発が進行中です。



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将来的に「岸辺駅」「千里丘駅」の乗車人数が今後どう変化するのか注目されます。
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