解体に向けた動き?3年前に閉館したホテル阪急エキスポパークで設備基礎撤去工事が始まっています。
2023年05月13日
2020年2月末をもって閉館した「ホテル阪急エキスポパーク」にて少し気になる動きがありました。

こちらが2020年2月末に閉館した「ホテル阪急エキスポパーク」。
ホテルは1990年に「ホテルオオサカサンパレス」として開業。その後、阪急阪神ホテルズに経営が移り、2004年からは「ホテル阪急エキスポパーク」のブランドで営業を続けてきましたが賃貸借契約の満了に伴い、2020年2月29日(土)をもって営業を終了しています。

万博記念公園駅前といえば、2021年5月、大阪府がコンサートやスポーツなどが開催できる大規模多目的アリーナを新設する計画を発表。ホテル跡地も開発用地に含まれており、その動向に注目が集まっていました。
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大阪府の発表では、2023年ごろに工事着工、アリーナなどの一部施設は2027年秋ごろの完成を目指すとしていました。
【全体の計画図】

出典:大阪府ホームページ
同じく開発用地に含まれている「千里住宅公園(住宅展示場)」は2023年2月末をもって営業を終了し、箕面市内へ移転。現在跡地では建物の解体工事が行われています。

解体工事が進む千里住宅展示場跡地
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■2月末に営業を終了した千里住宅展示場で早くも解体工事が始まっています。
そして今週に入り、3年前に閉館したホテル阪急エキスポパークでも動きがありました。

ホテルを取り囲むフェンスに工事のお知らせが掲示してありました。

「ホテル阪急エキスポパーク設備基礎撤去工事」とあります。具体的にはコンクリートの斫り(はつり)および井戸撤去とあります。工事の期間は「2023年5月9日~5月27日まで」。
ホテルの解体に向けた準備工事なのでしょうか。それにしてもホテル敷地内に井戸があったとは…。
早ければ今年中にも工事着工が予定されている万博記念公園駅前の大規模アリーナ計画。今後も周辺エリアの動向を注視していこうと思います。
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