新御堂筋を跨ぐ歩行者デッキの工事が始まる!箕面船場阪大前駅周辺の工事状況を見てきた!
2023年05月11日
2023年度末の開業を目指して整備が進められている北大阪急行線の延伸事業。現在終点となっている豊中市の「千里中央駅」から箕面市方面へ約2.5km延伸し、新しく「箕面船場阪大前駅」と「箕面萱野駅」の2駅が設置される予定です。
今回は新駅のひとつ「箕面船場阪大前駅」周辺の様子を約4か月ぶりに見てきたのでご紹介いたします。
【前回の記事】
■新駅の開業を控え大変貌中!箕面船場阪大前駅周辺を歩いてみた!
「箕面船場阪大前駅」は千里中央駅から北へ約1.5kmの箕面市船場エリアに設置されます。この辺りは「大阪船場繊維卸商団地(略称:船場団地)」と呼ばれるエリアで、1970年ごろに大阪市中央区の船場地域から移転してきた繊維卸商社のオフィスが多く建ち並んでいます。
箕面船場阪大前駅が設置される場所を東側から見た様子。「箕面船場阪大前駅」は島式ホーム1面2線を有する地下駅で、新御堂筋の地下に設置されます。改札は地下1階、ホームは地下3階となる予定です。
こちらは現地に掲示された「箕面船場阪大前駅」駅前広場の完成イメージ図。
隣接する箕面文化芸能劇場(箕面市民ホール)から見た駅前広場の建設工事。
完成イメージ図に描かれた白い屋根も確認できます。ここからは地上付近の工事状況しか確認できませんが、駅前広場の地下はこのような感じになるようです↓
出典:箕面市ホームページ
箕面船場阪大前駅の改札階から地上2階までは吹き抜け空間となっており、改札階から地上2階のメインデッキまで直通するエスカレーターや各階に停まるエレベーターが整備されます。
箕面文化芸能劇場(箕面市民ホール)前から見た箕面船場阪大前駅周辺の様子。クレーンが見える場所が駅前広場となり、更地となっている場所にはタワーマンション2棟と店舗が建設される予定です。
現地に掲示された建物の配置予定図。「住宅」と表記されている場所に30階建てのタワーマンション2棟を整備する計画ですが、着工時期は現時点で未定となっています。
右に目を向けると2021年春に彩都から移転してきた大阪大学の箕面キャンパスがあります。写真左手に見える白い建物はパチンコ店「キコーナ千里店」ですが、こちらは2023年5月14日(日)をもって閉店となることがわかりました(キコーナ千里店ホームページ)。新駅直結という超一等地だけに、今後の跡地活用が気になるところ。
最後は新御堂筋を跨ぐ歩行者デッキの整備工事の様子です。
箕面船場阪大前駅の駅前広場から新御堂筋を跨ぎ、西側(船場西地区)へ繋がる歩行者用デッキが整備中です。
歩行者デッキを新御堂筋から見上げてみました。歩行者用デッキの整備により、駅西側の船場西地区との回遊性向上が期待されています。
2023年度末の開業に向けて急ピッチで建設工事が進む「箕面船場阪大前駅」。今後も開業まで定期的に現地の様子をお伝えしていこうと思います。
箕面船場阪大前駅周辺の地図はこちら↓
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