【千里中央】オトカリテ(旧大丸ピーコック)」の営業最終日の様子をまとめました。
2023年04月30日
豊中市・千里中央で1970年3月より営業を続けてきたピーコックストア千里中央店・オトカリテ(旧:千里大丸プラザ)が53年の歴史に幕を下ろしました。

1970年に千里丘陵(現:万博記念公園)で開催され、約6400万人を魅力した日本万国博覧会(EXPO'70/大阪万博)。その万博開幕4日前の3月11日に開業した大丸ピーコックは、地下1階、地上3階建ての建物に総合スーパー(GMS)「大丸ピーコック」として出店しました。
1982年に地上5階建てに増床し、ピーコックストアと専門店を合わせた都市型SCに転換。5階にはバレエ教室などが開催できる多目的ホール、屋上にテニスコートや子ども向けの遊具を設置など、時代に合わせて進化してきました。

千里大丸プラザ時代の外観(オトカリテ内に設置されたフォトスポットにて撮影)


第1立体駐車場側の入口には、今も薄らと「SENRI DAIMARU PLAZA」の文字が残っています。
2013年4月にはフランス語で'上質'という意味の「オトカリテ」に名称を変え、リニューアルオープン。2019年には運営会社が大丸松坂屋百貨店の不動産部門「旧:大丸コム開発」からイオンモールに変わりました。

営業最終日となった4月30日。建物前では最後の記念撮影をする人の姿が多く見られたほか、ピーコックストアおよび各テナントでは最終売り尽くしセールが開催されており、館内は多くの買い物客で賑わっていました。
その後、ほかの場所で予定していた取材を済ませて、再び夕方に訪れてみると…

閉店を惜しむ人たちで地下の飲食店街を中心に人、人、人!!!
そんな多くの方が見守るなか、営業終了時間に合わせて閉館セレモニーが開かれました。

大丸ピーコックからの歩みが紹介されたあと、ゼネラルマネージャー様や店長様からのメッセージ、大丸ピーコック時代から勤務する方の思い出話など、関係者の挨拶が続き、見ていた方からは大きな拍手が送られていました。
そして最後に「53年間、本当にありがとうございました!」とゼネラルマネジャー様が挨拶し、スタッフの皆さんが深々と一礼すると、最後のシャッターが下ろされました。

私もピーコックストアには色々な思い出があるので本当に寂しいですね。53年間本当にありがとうございました!
そして気になる「オトカリテ」の跡地利用ですが、今のところは決まっておらず「未定」となっています。千里中央エリアでは2019年に閉館した「千里セルシー」を含めた大規模な再開発が検討されており、2023年度の事業認可を目指しています。
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■2023年度にも事業認可へ。千里中央で予定されている再開発計画の進捗状況が公表されました!
大きな転換期を迎えている千里中央。これからこの街がどのように変わっていくのか、今後もお伝えしていきたいと思います。
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