ようやく完成が見えてきた!都市計画道路「十三高槻線」の正雀工区の様子を見てきた!
2022年12月10日
皆さんは都市計画道路「十三高槻線」ってご存知でしょうか。
1967年(昭和42年)に都市計画決定された「十三高槻線」は、大阪市(十三)から高槻市(井尻)まで、吹田市・摂津市・茨木市を通る主要幹線道路。慢性的に渋滞が発生している国道171号線や府道14号線(産業道路)のバイパス道路として計画された道路ですが、用地買収などが難航し、都市計画決定から50年以上経った今でも全線開通には至っていません。
そんな十三高槻線の未開通部分となっている「正雀工区」の様子を見てきました!

「正雀工区」と呼ばれる場所は、阪急正雀駅の近く、大阪学院大学付近から南正雀にかけて計画されている道路。阪急京都線を跨ぐ高架道路(約650m)を整備中で、2024年春の開通を目指して工事が進められています。

吹田市岸部南にある物流施設「ASKUL」前から見た都市計画道路「十三高槻線」。写真奥が「正雀工区」で、手前はJR吹田駅方面です。

正雀工区の着工は1999年(平成11年)。用地買収に難航していた工区ですが、ようやく完成の目処が経った様子。

阪急京都線を跨ぐ大きな高架道路が姿を現していました。


高架道路は片側1車線で、歩道橋も整備される計画です。

こちらが現地に掲示された完成イメージ図。(拡大図は大阪府ホームページをご確認下さい)

令和6年春(2024年春)の開通を目指して工事が進められています。

正雀工区の高架道路が完成すれば、大阪内環状線(国道479号線)の吹田簡易裁判所付近から大阪中央環状線の大阪モノレール「摂津駅」付近まで一本の道路で繋がることになり、交通利便性の向上や活性化が期待されています。
着工から約25年を経て、ようやく開通の目処が経った十三高槻線の正雀工区。今後は工事の様子を定期的にお伝えしていこうと思います。
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