万博花火プロジェクト「万博夜空がアートになる日」の様子まとめ!
2022年11月27日
11月26日(土)に大阪・万博記念公園で初めて開催された芸術花火ショー「万博花火プロジェクト 万博夜空がアートになる日」。
普段は技を競い合っている関西を代表する花火師たちが万博記念公園に集結。初めてチームを結成し、大迫力の15000発・60分間の芸術花火ショーを開催しました。

今回の花火ショーは「⻑期にわたりコロナ禍による自粛で塞ぎがちになった人々に、大空を見上げ心を開放し、明日への活力に繋げてほしい」という願いをこめて企画されたもの。主催はJTB、読売新聞大阪本社、読売テレビなどでつくる「万博花火プロジェクト実行委員会」。
観覧は全席指定制で、10月より公式サイトにてチケットの販売を開始。25000人分のチケットが即完売するほどの反響となっていました。

花火の打上場所は万博記念公園の「夢の池」付近。すぐそばの「東の広場」に観覧エリアが設けられ、EXPOCITYの立体駐車場と観覧車OSAKA WHEELもサテライト会場として活用されました。
当日の様子
当日の万博公園周辺は朝からどんよりとした雲り空。一時は雨も心配されましたが、昼過ぎには天気が回復し、晴れ間が広がってきました。
15:00

私が万博記念公園に向かったのは15時ごろ。
打ち上げ開始の約3時間前でしたが、多くの人が会場に向かっておられました。
公園に入園後は万博記念公園内のレストランで食事を済ませ、16時ごろに会場へ向かうことに。
16:00

東大路付近の様子。だんだん人が増えてきました。
16:05

東の広場前に設置された入場ゲート付近の様子。
ゲート横に座席表が掲示してあったので、それぞれの座席位置を確認。チケットを受付スタッフに提示し、入場ゲートを通ります。16時過ぎの時点では、約5分ほどで通過することができました。
16:10

入場ゲートを入ってすぐの場所には屋台も出店していましたが、ご覧のようにどこも長蛇の列。先にご飯を済ませておいて正解でした(^^;;
16:30

東の広場(メイン会場)の様子。
今回の花火ショーは全席指定制のため、会場内にはパイプ椅子がずらっと並んでいました。パイプ椅子は「SS」と「S」のチケットを持っている方の指定席となっており、背もたれ部分に座席番号が貼られています。
なお、A席はパイプ椅子の後方にあり、自分で好きな場所を選べるようになっていました。
【各座席のチケット料金】
SS席:10,000円
S席:7,000円
A席:3,000円
カメラマン席:15,000円
SS席:10,000円
S席:7,000円
A席:3,000円
カメラマン席:15,000円
いずれの席も場所取りをする必要はなく、ゆったりと花火を鑑賞できるようになっています。最近は有料席を設ける花火大会も増えていますが、これはこれでアリだなと思いました。
17:30

だんだん日が暮れていきます。昼間は少し暑いぐらいでしたが、日が落ちると一気に冷えてきました。
18:40
当初の予定より10分遅れて、花火ショーがスタート。
オープニングでは応援アンバサダーの'笑い飯'哲夫さんが花火の種類などを解説。その後、新型コロナウイルスに感染した人々を救おうと日々奮闘している医療従事者への感謝を表す表現として、ブルーの花火が夜空に打ち上げられました。

続いて、DREAMS COME TRUEの「大阪LOVER」や桑田佳祐の「白い恋人達」、大塚愛の「金魚花火」など、大阪・花火・冬・クリスマスをテーマにした曲に合わせて、次々と花火が打ち上げられます↓
#万博花火 pic.twitter.com/ttb2Cc5pel
— Enjoy EXPO (@enjoy_expo) November 26, 2022
本日、大阪・万博記念公園で開催された「万博花火プロジェクト」。関西を代表する花火師たちが万博公園に集まり、初めてチームを結成。花火と音楽を合わせた花火ショーが開催されました✨#万博花火 pic.twitter.com/EHzpUjkR4G
— Enjoy EXPO (@enjoy_expo) November 26, 2022
純粋に花火のみを楽しむ花火大会も良いですが、音楽や光のアートと合わさると、まさに花火ショーといった印象で、今までにない体験で新鮮でした。
また、打ち上げ場所が観覧エリアの目の前ということもあり、花火は想像以上の迫力でした。
少し残念だったのは、上空の風が弱く、煙がなかなか流れてくれなかったこと。逆に風が強すぎると花火が流れてしまいますし、綺麗な花火が見られる条件って難しいものだなと感じました。
ただ、その点を考慮しても十分満足できる内容だったので、個人的にはお金を払って観覧する価値はあると思いました。
20:00
花火ショーが終わり、規制退場が始まります。呼ばれた席番号に座っている方から退場が始まるのですが、多くの方がお構いなしに出口へ一目散…。
音楽ライブなどではよく見る光景ではありますが、体感で6割ぐらいの方が呼ばれる前に帰ってしまった印象です。

東大路付近からは出口へ向かう人で混雑し、なかなか前に進まない状況。万博記念公園を出られたのは21時前でした。
ただ、初めて開催されたイベントとしては警備や誘導なども対策がしっかりしており、比較的スムーズに帰ることができたように思います。
一つ改善点を要望するなら、仮設トイレを増設してほしいことでしょうか。開演1時間前の時点でも長蛇の列ができており、開演時間に間に合わなかった人もチラホラ。寒い時期ということもあり、トイレが近かった方も多かったと思われるので、次回開催するならば改善が必要だと感じました。
何はともあれ、無事に終了した万博記念公園初の芸術花火ショー。ぜひまた来年も開催してほしい!そう思える大満足のイベントでした(^^)
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