北摂エリアで今後予定されている主な駅前再開発についてまとめてみました!

2022年08月19日
北摂全般


どうも!「Enjoy EXPO」のアイスマンです。

今回は北摂エリアで今後予定されている駅前再開発にスポットを当て、注目している主な再開発計画を「5つ」ご紹介したいと思います。

まずは

●千里丘駅西地区再開発
完成時期:2027年予定



千里丘駅西口再開発事業(正式名称:千里丘駅西地区市街地再開発事業)は、大阪府摂津市にあるJR京都線「千里丘駅」の西側で計画されている再開発事業です。


出典:摂津市ホームページ


出典:摂津市ホームページ

摂津市が主体となって進めており、JR千里丘駅西口に広がる摂津市域1.5ヘクタールを一体的に再開発。35階建てのタワーマンションを中心に、下層階には商業施設、駅前にはバスなどが発着する交通広場、駅から再開発ビルに続く自由通路などが整備される予定です。


現在のJR千里丘駅西口

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●千里中央地区 東町中央ゾーン再整備事業
(完成時期:未定)



百貨店の千里阪急、千里セルシー、ピーコックストア(オトカリテ千里中央)、第一立体駐車場を施工区域とした「千里中央地区 東町中央ゾーン」を再整備する計画。これに2025年度末に閉館が決まっている「千里阪急ホテル」を含め、周辺の一体的な再開発も検討されている。



老朽化している千里阪急と千里セルシーを一体的に建て替え、大型商業施設を新設する案などが検討されているが、具体的なことはまだ発表されていません。

未来の千里中央をつくる注目の再開発案件だけに、今後の動向に注目です。

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  ●万博記念公園駅前周辺地区活性化事業計画
完成時期:2027年秋~2037年ごろにかけて順次



吹田市の大阪モノレール万博記念公園駅前に、最大1.8万人収容可能な西日本最大級のアリーナを中核に、オフィス、ホテル、商業施設、共同住宅などを整備する再開発計画。


出典:https://www.manicaarchitecture.com/page/osaka-arena

2021年5月19日、大阪府は万博記念公園駅前周辺地区活性化事業で、最優秀提案者を事業予定者に「三菱商事都市開発株式会社、アンシュッツ・エンターテイメント・グループ(Anschutz Entertainment Group, Inc)、関電不動産開発株式会社」の共同企業体とする企業グループを選定した。2023年にも着工する予定で、アリーナは2027年秋ごろの完成を目指している。


再開発予定地を上空から見た様子

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●阪急茨木市駅西口周辺再開発
(完成時期:未定)



1970年の大阪万博に併せて整備された阪急茨木市駅西口周辺を再整備し、中心市街地の活性化と魅力向上を図る再開発計画。

整備から50年以上が経過し老朽化が進んでいる「ソシオ茨木」などを対象に建て替え、バスターミナルの再整備などが検討されています。


再開発が予定されているソシオ1茨木ビル(1969年12月竣工)

また、阪急茨木市駅東側の市営駐輪場および駐車場に複数の診療科を備えた病院を誘致する計画があり、2029年度までの開院を目指している。


病院の誘致が検討されている市営駐輪場および駐車場


●JR茨木駅西口周辺まちづくり
(完成時期:未定)



完成から50年以上が経過し老朽化が進む「JR茨木駅前ビル」を中心に、バリアフリー化が問題化している駅前広場の再整備が検討されています。



2021年、茨木市は「JR茨木駅西口駅前周辺まちづくりビジョン」を策定。現在は再開発の「方向性」や「将来像」を話し合う、まちづくりワークショップが定期的に開催されており、再整備に向けたが準備が進められています。

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JR茨木駅西口駅前周辺まちづくりビジョンの策定について(茨木市ホームページ)
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今回ご紹介した再開発計画以外にも、阪急北千里駅前(千里北地区センター)の再整備計画や北大阪急行線延伸に伴う新駅周辺での再開発など、まだまだ注目の案件はいくつかあります。

駅前再開発は'新しい街の顔'となると同時に、中心街のにぎわい復活の鍵を握る一大プロジェクトです。誰もが使いやすく、活気あふれる再開発に期待したいところです。
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