大阪府吹田市の「エキスポランド跡地」にこの秋オープンする「EXPOCITY(エキスポシティ)」。8つのエンターテインメント施設と大型ショッピングモール「ららぽーと」で構成される、日本最大級の大型複合施設になります。注目の施設が数多くある中で、一番の面積を占める「ららぽーと」。EXPOCITY(エキスポシティ)の開発元でもある三井不動産が手掛けるショッピングモールで、EXPOCITY(エキスポシティ)のメイン施設になります。この「ららぽーとEXPOCITY」を今回はご紹介したいと思います。
「ららぽーと」について⇒東京都中央区に本社をおく
三井不動産商業マネジメント株式会社が運営する複合型大型ショッピングモールで、国内9ヶ所(2015年8月現在)で事業展開を行っている。1981年に第一号店となる「ららぽーと船橋ショッピングセンター(現在のららぽーとTOKYO-BAY)」を千葉県船橋市の「船橋ヘルスセンター」跡地に開業しており、最近では2015年4月に埼玉県富士見市に「ららぽーと富士見」をオープン。2019年までに国内8ヶ所(神奈川県海老名市、東京都立川市、大阪府吹田市等)、国外1ヶ所(上海)での開業を予定している。
「ららぽーと」の由来は、フランス語で港を意味する「la port※」で、1号店が海に近い埋め立て地に開業したことに由来している。
「ららぽーと」のロゴマークについて

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2本の縦のラインと2つの丸は、家族(お父さんとお母さんに子どもがふたり)をイメージしており、ツートーンのブルーは、ららぽーとの名称の由来である「港(ポート)」を象徴している。シンプルな図形の組み合わせで「ららぽーと(LaLaport)」の「LaLa」という楽しい響きを表現しており、楽しく、心が弾むような気持ちと、心地よいリズム感を表している。
「ららぽーと」と他のSCとの違い
①ファッション感度の高いお店が多い

⇒他のSCは通常よりも価格を抑えた‘セカンドライン‘と呼ばれるブランドが多数を占めるのに対し、
「ららぽーと」は知名度の高い大人向けのファッションブランドやセレクトショップが多数を占めるのが特徴的です。
「ららぽーとEXPOCITY」は特にこの傾向が顕著で、国内有数のセレクトショップ(例:ビームスやユナイテッドアローズなど)から百貨店ブランド(例:ラルフローレンやセオリーなど)といわれるブランドまで多数入居する予定です。
②男性向けブランドが充実

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「ららぽーと」の特徴として男性もショッピングを楽しめるテナントが多いというのも特徴的です。他のSCで男性向け衣料品や専門店が少ないと感じたことはないですか?「ららぽーと」はメンズ・レディス両方を取り扱いがある店舗が多いことが特徴的で、「ららぽーとEXPOCITY」も同じ傾向の店舗構成になっています。
ららぽーとEXPOCITYでは、ファッション店舗91店舗中、メンズの取り扱いがある店舗は‘63店舗‘にもなり、3分の2を占めます。また鉄道グッズ専門店やガンダムの専門店など男性でも物欲が湧く「ららぽーと」に注目です!
③人気ブランドの誘致や新業態ブランド導入に積極的

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「ららぽーと」は人気ブランドや新業態のブランドが多く入居することで知られています。
海外人気ブランド(例・アメリカンイーグルやザラなど)の誘致にも積極的な他、関西初出店ブランド(例・アバクロやRHCロンハーマンなど)が47店舗出店するなど、人気ブランドの誘致に積極的です。またアパレル業界では「ららぽーと」=ファッション感度の高いというイメージが認知されているため、
新業態ブランドを出店するブランドが多いことが特徴的です。ららぽーとEXPOCITYでは36店舗もの新業態ブランド(例・ナージーやシュシュシェリーなど)が出店します。
④核スーパーは地元志向

⇒最近の「ららぽーと」の特徴として
地元に根付いたスーパーが入居することが多いのも特徴的です。
ららぽーとEXPOCITYでは「イズミヤ」と「イカリスーパー」の入居が発表されています。最近ではららぽーと和泉に地元向けの「JA全農グループのスーパー」、ららぽーと富士見には「ヤオコー」。10月にオープンするららぽーと海老名には「ロピア」と地元志向のスーパーが出店する例が増えています。
⑤体験型には弱い!?
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強みがある一方で弱みもちろんもあります。最近のSCは「買う」というショッピングの場だけでは、ネットショッピングなどの台頭などにより厳しい現状があります。
最近では「見る・遊ぶ・学ぶ」などのそこでしか体験できないイベントが集客を大きく左右すると言われ、その体験に重視を置いた店舗の導入が集客の鍵を握るとも言われています。
「ららぽーと」は他のモールに比べ、体験型店舗が少ないという弱点がありました。そこでららぽーとEXPOCITYでは体験に重点を置き、数多くの体験型店舗を導入しています。さらに体験型の究極型ともいえる8つのエンターテインメント施設を導入した点が「
進化型ららぽーと」「
次世代のショッピングモール」といわれている点です。
「ららぽーとEXPOCITY」の特徴
①子育てママに嬉しい設備や店舗が充実!
⇒ベビー・キッズ関連の店舗は19店舗入居予定で
関西最大級。また「ららぽーと」の特徴でもある‘ママの声を形にする‘「
ママwithららぽーと」や三井ショッピングパークの「
キッズクラブ」の導入などが予定されています。詳細は開業前に発表されるようです。
②吹田市の情報発信拠点「Inforestすいた」を設置

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吹田市のすべてがわかる!をコンセプトに、吹田市の産業や観光などの旬な情報を発信する「
情報発信プラザ」が設置されます。地域の魅力が書かれた
パンフレットの配布やオリジナルグッズの販売などを予定しています。
③施設内の回遊を促す情報発信システムの設置

⇒ららぽーとEXPOCITYの中央「
光の広場」に、
タッチ式の大型ディスプレイとしては国内最大級となる「EX-Wall」を設置します。
「EX-Wall」では、様々な映像配信やリアルタイムな館内情報、来館者が近づくと自動的に現れるナビゲーションをはじめ、AR技術を活用したエンターテインメントコンテンツなど、これまでの集客施設にはない新しい試みを導入します。
④インフォメーションスタッフの制服は大阪万博を彷彿

⇒1970年の大阪万博の「
三井グループ館」でお客様を案内していたスタッフを思い出すような1970年代の制服を、現代版にアレンジした制服を着用したスタッフが笑顔で出迎える。
⑤インバウンド需要にも対応!

⇒ららぽーとEXPOCITYでは、訪日外国人の誘致にもチカラを入れているため、
キャラクターショップを充実させています。また館内では、
4ヶ国語(日本語・英語・中国語・韓国語)の表記を行っている他、イスラム教徒向けのハラル対応や祈祷室の設置、免税対応店舗を導入予定です。
今回は「ららぽーとと他のSCの違い」と「ららぽーとEXPOCITYの特徴」をご紹介しました!次回はららぽーとEXPOCITYを構成する全305店舗になるテナントについて、解説していきたいと思います。ファッション(全3編)、雑貨(全3編)、ベビー・キッズ、レストランカフェ、フードコート、スーパーマーケット、サービスその他、H,L.N,.A ZONEと全12編に分けてご紹介する予定です。お楽しみに(^.^)
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