意外と知られていない?万博記念公園内にある「アレコレ」。
2021年09月25日
今回は万博記念公園内にありながら、意外と知られていないのではないかと思う「アレコレ」をまとめてご紹介したいと思います。
カナダ政府から寄贈された「カエデの木」
万博記念公園平和のバラ園に、カナダ政府から寄贈された「カエデの木」が植えられていることをご存知だろうか。

これがその「カエデの木」。正式には「アメリカハナノキ」という北アメリカ東部に分布するカエデ科の木だそうです。

記念のモニュメント
「カナダのかえで(CANADIAN MAPLE)」と名付けられたこの木は、日本万国博(EXPO'70)の開催を記念して、前回の万博の主催国カナダ政府から寄贈された「友情の木」だそうです。
1967年にカナダのモントリオールで開催された万博会場に植えられていたものを、そのまま移植したとのこと。

移植されて半世紀以上経ちますが、今も「友人の木」は万博記念公園で大切に守り育てられていました。
ニューヨークにある国連本部と同じ「平和の鐘」
続いては万博記念公園のEXPO'70パビリオン横にある「平和の鐘」。
この鐘はニューヨークの国連本部にある「平和の鐘」の留守番鐘(レプリカ)として、当時の財団法人日本国際連合協会理事であった中川千代治氏が世界133カ国の人々から集めたコインなどから鋳造された姉妹鐘で、大阪万博終了後に、万博記念公園へ寄贈されたものだそうです。
なお、現在ニューヨークの国連本部にある鐘は、1954年(昭和29年)に中川千代治氏が、世界平和への願いを込めて、日本をはじめ世界60数カ国の人々から集めたコインなどから「世界絶対平和萬歳」と刻印した鐘を鋳造し、国連本部に寄贈したもののようです。
国連本部にある平和の鐘の姉妹が、万博記念公園にあるって凄いことですよね。
大阪・花博会場から寄贈された「フラワーベル」
1990年(平成2年)に大阪市鶴見区で開催された国際花と緑の博覧会(通称:花博)。
その花博の三菱未来館に展示されていた「フラワーベル」が万博記念公園のパークカフェ近くにあります。
こちらがその「フラワーベル」。
花博閉幕後、万博記念公園に寄贈されたものの、ほどなくして音が鳴らなくなったとか。しかし、2010年に行われた改修で、再び美しい音色を奏でるようになりました。
今は毎時00分に15個の音階の異なった鐘によりさまざまな音楽が演奏されます。ぜひ立ち止まって耳をすませてみてください。


この鐘はニューヨークの国連本部にある「平和の鐘」の留守番鐘(レプリカ)として、当時の財団法人日本国際連合協会理事であった中川千代治氏が世界133カ国の人々から集めたコインなどから鋳造された姉妹鐘で、大阪万博終了後に、万博記念公園へ寄贈されたものだそうです。

なお、現在ニューヨークの国連本部にある鐘は、1954年(昭和29年)に中川千代治氏が、世界平和への願いを込めて、日本をはじめ世界60数カ国の人々から集めたコインなどから「世界絶対平和萬歳」と刻印した鐘を鋳造し、国連本部に寄贈したもののようです。

国連本部にある平和の鐘の姉妹が、万博記念公園にあるって凄いことですよね。
大阪・花博会場から寄贈された「フラワーベル」
1990年(平成2年)に大阪市鶴見区で開催された国際花と緑の博覧会(通称:花博)。
その花博の三菱未来館に展示されていた「フラワーベル」が万博記念公園のパークカフェ近くにあります。

こちらがその「フラワーベル」。
花博閉幕後、万博記念公園に寄贈されたものの、ほどなくして音が鳴らなくなったとか。しかし、2010年に行われた改修で、再び美しい音色を奏でるようになりました。

今は毎時00分に15個の音階の異なった鐘によりさまざまな音楽が演奏されます。ぜひ立ち止まって耳をすませてみてください。
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