せんちゅうパルのあちこちにある「逆さ傘」の正体とは?その理由に少しホッコリ。

2021年07月06日
豊中市 0


どうも!「Enjoy EXPO」のアイスマンです。

先日、千里中央の商業施設「せんちゅうパル」を訪れた際、天井から吊るされた逆さの傘が目に留まりました。


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たくさんの人が行き交うせんちゅうパル内の通路。その天井に目をやると、天井に設置された照明器具に傘が逆さに吊るされていました。照明器具の上部には‘枯れ草のような‘ものも確認できます。


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こちらはメガネのセンリさんの軒下。ここにも逆さになった傘が吊るされています。

よく見ると、傘が動かないように結束バンドのようなもので固定されていることがわかります。



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サッカーショップ「KAMO」さんの軒下にも「逆さ傘」がありました。


ん!!!



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よく見ると、傘の淵にツバメが確認できます。



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ツバメの後ろには巣も確認できます。どうやら「逆さ傘」の正体は‘ツバメの巣‘を守りつつ、通行する人に糞が落ちないように配慮したもののようです。



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こちらにはカラフルな傘が設置されていました。

ツバメは春から夏にかけて日本に飛来し、民家や商店の軒下などの人間が造った人工物に巣を作り、子育てをするそうです。特に天敵のカラスやヘビから身を守るため、人通りの多い軒先に巣を作ることが多く、昔から「商売繫盛」や「幸福を運ぶ鳥」として大切にされてきました。



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古くから人と共存してきたツバメ。これからも良好な関係を続けていきたい、そう思える光景がせんちゅうパルにありました。

ということで、今回はせんちゅうパルの「逆さ傘の正体」についてご紹介いたしました。ぜひ皆さんも通行される際は少し立ち止まって、天井を見上げてみては?




 
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