ビバホーム/ヤマダデンキ/ニトリなどが出店!茨木市南目垣・東野々宮の土地区画整理事業まとめ

2021年05月25日
茨木市 0


 どうも!「Enjoy EXPO」のアイスマンです。

今回は茨木市南東部の「南目垣・東野々宮エリア」で行われている土地区画整理事業で、新しい動きがありましたのでご紹介します。

南目垣・東野々宮土地区画整理事業とは

茨木市が同市南東部の「南目垣・東野々宮エリア」で整備を進めている区画整理事業です。

茨木市南目垣・東野々宮エリアはこちら↓
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南目垣・東野々宮エリアは摂津市および高槻市との市境付近にあり、広域幹線道路十三高槻線という大きな幹線道路沿いにあります。

今後、十三高槻線の整備に伴い、高槻方面(国道171号・新名神高速道路・高槻IC)へのアクセスの向上も見込まれることから、立地条件を活かした再整備を茨木市と地権者が一体となって検討を進めてきました。

2019年9月には市街化区域へ編入し、市街地整備事業(土地区画整理事業)を都市計画決定。2019年11月に区画整理組合が設立されました。


南目垣・東野々宮土地区画整理事業の概要
●事業の名称:北部大阪都市計画事業南目垣・東野々宮土地区画整理事業
●施行者:茨木市南目垣・東野々宮土地区画整理組合
●施行区域:目垣一丁目、目垣三丁目、南目垣一丁目、南目垣二丁目、南目垣三丁目、東野々宮町の各一部
●施行区域面積:約28.2ha
●施行期間:2019(令和元年)年11月15日から2024(令和6年)年7月31日
●業務代行者:株式会社竹中土木



ビバホームは規模を縮小?新たに「ニトリ」が出店を計画!

2015年1月、同地にイトーヨーカドーが西日本最大級の大型商業施設を整備する計画が一部報道で出回り、大きな注目を集めました。しかし、同社の業績不振もあって、その後出店計画は白紙に。2016年12月には正式に出店を断念しています。

イトーヨーカドーの撤退により、茨木市が改めて進出事業者を募集したところ、全国にホームセンターを展開する「株式会社ビバホーム」と国内で物流施設などを運営する「日本GLP株式会社」が新たな進出事業者に選ばれました。

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出典:茨木市ホームページより

こちらが区画整理後の完成イメージ図。大型商業施設と複数の物流施設が描かれています。

区画整理事業の区域は全体で約28ヘクタールあり、区域内を「商業ゾーン」、「物流ゾーン」、「農地ゾーン」、「事業ゾーン」に分割。市南部地域の拠点に相応しい、大規模商業施設と大規模物流施設を配置することで、効率的な土地利用を計画しているとのこと。



 
南目垣・東野々宮土地区画整理事業1-min
出典:茨木市ホームページより

商業ゾーンには「株式会社ビバホーム」がホームセンターを核とした商業施設を計画していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大によるテナント減により、当初の規模を縮小するとの申し入れがあったそうです。(ビバホームの進出予定地はピンク色の商業ゾーン全体から赤枠のエリアに縮小

一方で、縮小に伴い空いた敷地については、北側事業ゾーンにニトリが進出を予定しているほか、西側商業ゾーンについては新たな進出企業を選定中とのこと。


当初は寝屋川にある「ビバモール」のような業態(ホームセンターを核に食品スーパーや各種専門店が出店するモール型の業態)を予定していたものと考えられますが、コロナでテナントが集まらないと判断したようです。




現地の様子

約1年半ぶりに現地の様子を確認してきました。

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(2021.05.22 撮影)


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(2021.05.22 撮影)

十三高槻線沿いに白い工事用の塀がずっと続きます。


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十三高槻線の摂津・寝屋川方面を見た様子。周辺には物流施設が多く立地しているため、昼夜を問わずトラックの交通量が多い幹線道路です。


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(2021.05.22 撮影)

ホームセンタービバホームの進出予定地。


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(2021.05.22 撮影)

最後はニトリの進出予定地を覗いてみました。

コロナ禍でビバホームの一部縮小などはありましたが、当初の計画通りに工事は進んでいるとのこと。また新しい情報が入りましたら追ってお伝えいたします。

以上、茨木市南目垣・東野々宮土地区画整理事業についてお伝えしました!


茨木市南目垣・東野々宮はこちら↓

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