大阪・万博記念公園駅前に西日本最大1.8万人収容のアリーナ整備へ!
2021年05月19日
ビッグニュースが入ってきました!
大阪府は、万博記念公園駅前周辺地区活性化事業で、最優秀提案者を事業予定者として、三菱商事都市開発株式会社、アンシュッツ・エンターテイメント・グループ(Anschutz Entertainment Group, Inc).、関電不動産開発株式会社の共同企業体とする企業グループに決定したと発表しました。
■万博記念公園駅前周辺地区活性化事業の事業予定者の決定について(2021.05.19)
提案内容によると、吹田市にある大阪モノレール万博記念公園駅前の府有地に最大1.8万人収容可能な西日本最大級のアリーナを中心に、オフィスやホテル、商業施設、共同住宅などを整備する計画です。
【アリーナの完成イメージ】

出典:https://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/attach/hodo-41426_6.pdf
西日本最大級となる大規模アリーナは国際的なスポーツ大会やコンサートが開催できる規模を持ち、広範な利用が可能な世界最先端の機能を有する施設となる予定だそうです。
最大収容人数は18,000人(固定座席数13,400席)を予定。
これは大阪城ホール(最大収容人数:16,000人、固定座席数:9,000席)の規模を上回り、国内では埼玉スーパーアリーナに次ぐ規模となります。開業は「2027年秋頃」を予定しているとのこと。(開業時期は変動する可能性あり)
アリーナ棟の概要 | |
最大収容人数 | 18,000人 (固定観客席:13,400席) |
延床面積 | 69,550㎡ |
想定年間イベント | 165回 |
想定来館者数 | 約180万人/年 |
開業目標 | 2027年秋頃 (変動する可能性あり) |

大規模複合開発が予定されている場所は大阪モノレールの万博記念公園駅南側に広がる府有地。現在は万博記念公園中央駐車場や千里住宅展示場などがあります。
【全体の計画図】

出典:https://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/attach/hodo-41426_6.pdf
大規模アリーナを中心に、オフィス棟やホテル棟、商業棟、共同住宅から構成される大型複合開発を計画していることがわかります。2023年に着工し、2027年秋に第Ⅰ期(アリーナなど)の完成を目指すそうです。
以降、2032年~2037年にかけて順次施設を整備していく予定となっています。

出典:https://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/attach/hodo-41426_6.pdf
今後の整備イメージ(予定)
【第Ⅰ期】→2023年着工
第Ⅰ期では、先行してアリーナ棟、商業・カジュアルホテル棟、共同住宅を整備。

現在の万博記念公園中央駐車場付近に「アリーナ棟」、ファミリーマート裏手にある駐車場付近に「商業・カジュアルホテル棟」、千里住宅展示場付近に「共同住宅」を整備する計画です。
万博記念公園駅から各施設を結ぶ歩行者(空中)デッキも同時に整備されるものと思われます。いずれも開業は2027年秋頃を予定しているとのこと。
【第Ⅱ期】→2032年以降完成予定

第Ⅱ期では、万博記念ビル付近に「オフィス棟」を2棟、「フルサービスのホテル棟」を整備します。
【第Ⅲ期】

第Ⅲ期では、ホテル阪急エキスポパーク跡地に「オフィス棟」、ホテルの駐車場だった場所に「商業棟」、万博外周道路を挟んで千里住宅展示場の駐車場がある場所に「共同住宅」を整備します。
※ホテル阪急エキスポパークは2020年2月末に閉館しました。詳しくはこちら
【第Ⅳ期】

第Ⅳ期では、ホテル阪急エキスポパークのプールがあった場所に「オフィス棟」、外周道路を挟んで千里住宅展示場の駐車場がある場所に「共同住宅」を整備します。
第Ⅱ期以降は「2032年~2037年まで」に順次整備していく予定とのこと。
現在の万博記念公園駅前の様子

ついに動き出した万博記念公園駅前の大規模再開発計画。
今後も新しい情報が入り次第、追ってお伝えいたします。
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