太陽の塔の初代「黄金の顔」を常設展示!万博記念公園に新しい展示施設が建設されるようです。
2021年04月14日
今回は万博記念公園内に新しく整備される「(仮称)EXPO70パビリオン別館」新築工事についてご紹介します。

写真はEXPO'70パビリオン
EXPO'70パビリオンに別館が建設されるみたい!
万博記念公園内にある大阪万博(EXPO'70)の資料や写真などを展示している博物館「EXPO'70パビリオン」。
同建物は1970年の大阪万博時に建設されたパビリオン「鉄鋼館」を再利用したもので、万博開幕から40周年となる2010年に開館しました。

EXPO'70パビリオン内部
館内には未公開を含む約3,000点もの資料や写真、映像などが公開されており、大阪万博時代を知る貴重な展示施設となっています。
そんな「EXPO'70パビリオン」に隣接する形で「(仮称)EXPO'70パビリオン別館」が新たに整備されます。
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■ 万博記念公園内にあるEXPO'70パビリオンに別館が建設されるみたい(2020.04.19)

こちらが万博記念公園中央ゲート付近に掲示された建設計画のお知らせ(2021.04.11撮影)
「(仮称)EXPO'70パビリオン別館」は地上2階建てで、延床面積は約1,259㎡。EXPO'70パビリオンの延床面積が約3,567㎡なので、3分の1ほどの大きさとなるようです。
大阪府が公表している資料(→こちら)によりますと、既存の展示施設である「EXPO’70 パビリオン」に隣接して「EXPO’70 パビリオ ン別館(仮称)」を整備。太陽の塔の初代「黄金の顔」の立座をメインに、大阪万博のレガシー作品の展示するとあります。

現地の「黄金の顔」は2代目。
黄金の顔は太陽の塔のある‘4つの顔‘のひとつで、未来を象徴しているといわれています。現在設置されているものは2代目で、1992年の大改修時に現在のステンレス製に付け替えられました。
初代「黄金の顔」は直径10.6メートル、厚さ0.8ミリの銅板337枚を組み合わせ、表面には金色のフィルムが貼られたものでした。
背面の170枚はゆがみや傷みが激しく処分されたそうですが、正面の167枚は当時のまま万博記念公園内の収蔵庫に分解して保管されてきたそうです。
そんな初代「黄金の顔」が再び脚光を集めたのは2018年。大阪万博50周年に向けて復元され、各地の美術館に期間限定で展示されると、広く話題となりました。
(仮称)EXPO'70パビリオンでは、そんな初代「黄金の顔」を常設展示する予定だそうです。
また新しい動きがありましたら、追ってお伝えしていきますのでお楽しみに!
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