2023年度開業予定の「箕面船場阪大前駅」周辺を歩いてきた!再開発で街並みが激変しています...
2023年度の開業を目指して工事が進められている、北大阪急行線の延伸事業。現在終点となっている豊中市の「千里中央駅」から箕面市方面へ約2.5km延伸し、新しく「箕面船場阪大前駅」と「箕面萱野駅」の2駅が設置される予定です。
今回はそんな新駅のひとつ「箕面船場阪大前駅」周辺の様子を見てきましたので、ご紹介します!

「箕面船場阪大前駅」が設置される箕面市船場地区
千里中央駅から北へ約1.5kmの場所に延伸開業予定の「箕面船場阪大前駅」。
この辺りは「大阪船場繊維卸商団地(略称:船場団地)」と呼ばれる場所で、1970年ごろに大阪市中央区の船場地域から移転してきた繊維卸商社のオフィスなどが多く建ち並んでいるエリアです。
しかし、近年は繊維産業の衰退とともに、周辺では空きビルが増加。撤退した繊維業者の跡地にパチンコ店が進出するなど、街の衰退が懸念されていました。

そんな箕面船場地域の活気を取り戻す起爆剤として期待されているのが、北大阪急行線の延伸により設置される「箕面船場阪大前駅」です。
2023年度開業予定の新駅周辺には大阪大学のキャンパスが移転するなど、新駅開業を見越した大規模な再開発が行われています。

出典: https://www.osaka-u.ac.jp/ja/access/minoh/minoh.html
箕面船場阪大前駅の東側(船場東)には、大阪大学の箕面キャンパスが彩都地区から移転。2021年4月1日に開校しました。
また、2021年5月1日に「箕面市立船場図書館」、2021年8月1日には「箕面市立文化芸能劇場」がそれぞれ開館を予定しています。

こちらが2021年4月1日に移転・開校した大阪大学箕面新キャンパス。地上10階建てのビル型キャンパスで、外国語学部の学生ら約3,000人が学びます。

少し離れて箕面新キャンパスを見てみました。
オフィスビルのような外観のため、周囲の景観にうまく溶け込んでいます。

キャンパスの隣には、小さな広場が設置されています。

広場を挟んで建設されたこちらの建物は「大阪大学グローバルビレッジ箕面船場」。
留学生と日本人学生が日常的に交流できる混在型の学生寮だそうです。

学生寮の1階にはスーパーマーケットの「フレスコ」が入るようで、5月中旬のオープンに向けて工事中でした。


新キャンパスの2階はオープンスペースとなっており、将来的には「箕面船場阪大前駅」とデッキで繋がる予定となっています。

すぐ隣には箕面市が図書館や市民ホールを整備しており、箕面新キャンパスとデッキで繋がる予定です。

こちらの白い建物には、1~4階に「箕面市立船場図書館」、5~6階に「箕面市立船場生涯学習センター」が入ります。
図書館は大学図書館と一体化しており、市の蔵書(約11万冊)に加え、大阪大学の蔵書約60万冊を、市民も閲覧し、借りることができます。館内にはカフェも整備される予定で、2021年5月1日(土)の開館を予定しています。

図書館の隣には「箕面市立文化芸能劇場」が建設中です。
大ホール(1,401席)と小ホール(300席)からなる箕面市の市民文化ホールで、2021年8月1日(日)の開館を予定しています。

最後は大阪大学箕面新キャンパスから「箕面船場阪大前駅」開業予定地方面を見た様子。
今後は新駅の開業に合わせて駅前広場も整備されるほか、箕面市立病院が新駅近くに移転するなど、周辺の開発が進められる予定です。
以上、新駅の開業を見越して開発が進む、箕面市船場地区からのレポートでした!
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