茨木市南部にイトーヨーカドーの大型商業施設が出店予定！調査してきました！

2015/07/11 2020/09/08

【茨木市】の気になる情報 2

今回は久しぶりにEXPOCITY/エキスポシティ以外の話題です。今年初め頃に産経新聞によって報じられた‘イトーヨーカドーが茨木市に西日本最大級の大型商業施設を建設する‘というニュース。このブログでも取り上げたのですが、その後目立った動きや情報がなかったので、そのままだったのですが、少し情報が入ってきたのでご紹介します。

＊画像は違うアリオの完成予想図です

ヨーカ堂、茨木に西日本最大のＳＣ出店検討　２９年度にも着工
http://www.sankei.com/west/news/150120/wst1501200023-n1.html

セブン＆アイ・ホールディングス傘下のイトーヨーカ堂が、大阪府茨木市で同社としては西日本最大級となるショッピングセンターの出店計画を進めていることが１９日、分かった。大規模な区画整理事業が行われる地域で、ほかに竹中土木（東京）が大規模な物流施設の誘致を計画している。平成２９（２０１７）年度にも着工する見通し。

竹中土木は大規模物流施設を計画

イトーヨーカ堂は全国に１８２店展開しているが、関西では京都、奈良、大阪、兵庫の４府県に計１１店と手薄で、ライバルのイオンに後れをとっている。今回進出する地域は子育て世代が多く、近隣の大阪府高槻市や寝屋川市、京都府内からも来店が見込めると判断した。茨木市内の大型ショッピングセンターとしては、すでにＪＲ茨木駅そばにイオン茨木ショッピングセンターがあり、競合することになる。

予定地は２７ヘクタール

進出予定地は同市東部で大阪府中央卸売市場の北東側にある府道十三高槻線沿いの農地約２７ヘクタール。関係者によると、竹中土木とヨーカ堂が昨年末、地権者らに計画を提案した。半分程度の敷地に総合スーパーのイトーヨーカドーを核にしたショッピングセンター、残り半分に物流施設などをつくる。これらで計約５千人の雇用が創出すると見込まれている。一帯は災害時の避難拠点としても利用できるようにする計画だ。今後、竹中土木が区画整理事業者として地権者らと協議し、合意形成を図る。地権者は農地だけでも２４４人と多数に上り、協議の過程で計画内容の修正もあるという。事業化区域の線引きなどの手続きは２８年度から実施される。着工は２９～３０年度になる見込み。

どこにできるの！？

場所は茨木市南部の目垣・南目垣・東野々宮地区です。少しわかりにくいですが、地図上の赤で囲った部分になります。ちなみに黄色で囲った部分は「EXPOCITY」で、青で囲った部分は「イオンモール茨木」になります。イトーヨーカドーが出店を検討している大型商業施設の目垣・南目垣・東野々宮地区は高槻市や摂津市などの市境付近になります。

現在はなにがある場所！？

もう少し現地を拡大した様子。現地は農地が広がっている場所で、今後の活用が検討されていました。赤で囲った場所にイトーヨーカドーを主体とした大型商業施設。その両脇の青で囲った部分には、物流施設の建設を予定しています。また隣接する「平田・玉島・野々宮」地区も再開発される見込みで、スーパーの「平和堂」やスポーツ施設・公園・福祉施設などの建設を予定しています。

イトーヨーカドーを主体とする大型商業施設の建設予定場所は、現在は田畑が広がっています。

現在は手前に田んぼが広がり、奥にごみ焼却場があるだけです。

そしてこちらが日刊建設工業新聞の記事です。
http://www.decn.co.jp/?p=42188

いつできるの！？

早ければ２０２２年の街びらきを予定と記事になるので、イトーヨーカドーの大型商業施設もこの頃でしょうか。まだまだ先のことですので、予定もはっきりしていないのが現状です。

どんな大型商業施設になるの！？

イトーヨーカドーが主体となる大型商業施設といえば、いくつかあるのですが、代表的なのが「アリオ」です。大阪では八尾と堺の鳳に出店しており、松原にも建設計画があります。現状ではこの「アリオ」が建設される可能性が高いものと思われます。日刊建設工業新聞の完成イメージ図を見ても、アリオの特徴が少し見てとれます。

今回のイトーヨーカドーが茨木市に大型商業施設の出店を検討しているというニュース。敷地面積の大きさから、茨木市にすでにある大型商業施設「イオンモール茨木」を上回る規模になるとみられ、今後競合が予想されます。ただ「イトーヨーカドー」は大阪北部には店舗がないので、今後うまく共存しながら地域の発展に貢献していただけたらと思います。また新たな情報が入り次第お伝えします。

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