一番利用者が多い駅はどこ？大阪モノレールが最新の駅別利用者数を発表しました！

どうも！皆さんこんにちは。こんばんは。大阪府吹田市にある万博公園エリアの地域情報サイト「Enjoy EXPO」の管理人'アイスマン'です。


今回は大阪モノレールが先日発表した最新(2019年度)の駅別利用者数をご紹介します。








大阪モノレール株式会社の決算発表によると、昨年度（2019年度）の大阪モノレール全体の利用者数は約4,933万人と前年度より33万人ほど増加し、年度別の利用者数で過去最高を更新しました。


内訳は定期利用者が年間2,044万人と前年より約100万人ほど増加、一方で定期外利用者は約2,888万人と前年より約67万人減少しました。定期外利用者が減少した理由は、2017年度に値下げしたお得な定期券への移行が進んでいるためと思われます。


増加要因は沿線人口の増加か

年間（2019年度）の利用者数が過去最高を更新した要因は、沿線人口の増加や沿線開発などが影響しているものと思われます。昨年度は利用者数を大きく押し上げる大型開発こそありませんでしたが、沿線ではマンションの開発などにより人口の増加傾向が続いています。

ただし、新型コロナウイルスの感染拡大などもあり、2020年3月の利用者は30%以上減少しました。

駅名	2017年度 1日平均旅客数	2018年度 1日平均旅客数	2019年度 1日平均旅客数
千里中央	20,530人	20,762人	20,675人
南茨木	15,477人	15,569人	15,436人
蛍池	14,060人	14,580人	14,739人
門真市	11,325人	11,361人	11,428人
万博記念公園	10,593人	10,555人	10,194人
山田	9,210人	9,488人	9,683人
大阪空港	7,607人	8,424人	8,451人
大日	7,233人	7,377人	7,414人
少路	6,440人	6,570人	6,671人
彩都西	4,747人	5,098人	5,400人
南摂津	4,870人	4,907人	4,988人
柴原阪大前	4,839人	4,967人	4,972人
阪大病院前	3,843人	3,885人	4,071人
宇野辺	3,911人	3,873人	3,814人
摂津	2,561人	2,638人	2,658人
沢良宜	1,855人	1,857人	1,884人
豊川	1,633人	1,549人	1,509人
公園東口	771人	804人	773人

参考：http://www.osaka-monorail.co.jp/
「　　　」は前年度より増加した駅
「　　　」は前年度より減少した駅


新型コロナウイルスの感染拡大により、年度末を中心に利用者が大きく減少しましたが、全18駅中12駅で前年を上回る利用者数となりました。




今年も大阪モノレール全駅のなかで利用者数トップは「千里中央駅」でした。



千里ニュータウンの中心に位置し、北大阪急行線・大阪メトロ御堂筋線の乗り換え客も多い駅です。

今後は2019年5月に閉館した「千里セルシー」および一体開発が予定されている「千里阪急」などの再開発によっては、さらに利用者が増える可能性があります。

■ 千里セルシーの再開発はどうなった？現在の千里中央を見てきました！





また駅周辺の開発が進む「彩都西駅」も、年々利用者数を大きく増やしています。






今後も駅周辺では宅地の造成などが控えているため、しばらくは利用者が右肩上がりの状態が続くと思われます。




ちなみに大阪モノレール全18駅のなかで最も利用者数が少ないのは「公園東口駅」。





その名のとおり、万博記念公園の東口ゲート前にある駅。

しかし、公園利用者の多くが万博記念公園駅近くの中央口を利用するため、やや影が薄い駅となっています。

駅前には万博記念競技場という、数年前までガンバ大阪がホームとしていた競技施設がありますが、近くの新スタジアム(パナソニックスタジアム吹田)に移転。その後は駅の利用者も減少傾向にあります。


その街の今がみえてくるといっても過言ではない「駅別の利用者数」。ぜひ皆さんも一度目を通してみてください。