大阪府吹田市の万博記念公園エリアに誕生した‘日本最大級の大型複合施設‘EXPOCITY。
大型ショッピングモールの‘ららぽーと‘をはじめ、日本一高い観覧車や、最新VR技術を使ったスポーツ体験施設など、国内最大級の観光・ショッピングスポットとなっています。
そんなエキスポシティの中でもダントツの人気を誇る施設が
「NIFREL(ニフレル」になります。
人気の秘密は「水族館という枠を超えた施設である」ということ。
では一体どんな施設なのでしょうか。入館料や営業時間などの基本的なことから、知っておくと得することまで幅広くご紹介したいと思います。
ニフレルってどんな施設?
ニフレルは、
大阪の人気水族館「海遊館(1990年開館)」が初プロデュースして施設になります。
皆さんご存知の海遊館は、国内でも沖縄にある「美ら海水族館」に次ぐ、入館者数を誇り、大阪を代表する人気水族館です。そんな水族館が新しいコンセプトで作った施設が「ニフレル」になります。
コンセプト 「感性にふれる」
そのコンセプト通り、ニフレルでは子供から大人まで、「見て・触れて・感じて」、あらゆる人の感性を刺激し豊かにしてくれる施設となっています。
ニフレルという施設名の由来でもあります。
ニフレルには水族館にいるお魚などの生きものはもちろん、動物園にいるようなワオキツネザルなどの生きものも暮らしています。さらに見せ方や展示方法は‘まるで美術館のような‘手法を用いており、これが「ただの水族館ではない」といわれる所以です。
営業時間
10:00~20:00最終入場は閉館時間1時間前の「19:00」となっています。年末年始やゴールデンウィーク、夏休みなどの繁忙期には開館時間が早まることもあります。また休館日が年に1回設定されています。(毎年1月中旬~下旬ごろ)
入館料・割引について
種別 | 入館料 |
大人 (高校生/16歳以上)
| 2,000円 |
こども (小・中学生)
| 1,000円 |
幼児 (3歳以上)
| 600円 |
トワイライトペアチケット (大人2名・17:00~)
| 3,700円 |
※すべて税込価格。
※2歳以下は無料。
※2019年3月1日に大人料金が改定されました。17時以降なら、ペアでの入館がお得!
ニフレルでは
「トワイライトペアチケット」というものがあり、
大人2人のペアで、夕方17時以降に入館するとお得になるチケットになります。通常大人2人で4,000円のところ、トワイライトペアチケットなら300円引の3,700円で入場することができます。
トワイライトチケットの販売時間は「16:00~19:00」までとなっており、入場できる時間は「17:00~19:00(閉館20:00)」までとなります。つまり入場は17時以降になりますが、チケットは16時から購入可能ということになります。
また、団体(20名以上)で来館される場合は「団体割引」が適用されます。詳しくは
公式HPでご確認ください。
年間パスポートについて
毎年ニフレルでは、
「春~夏頃」にかけて年間パスポートを販売しています。(年によっては発売期間延長あり)
年間パスポート(ニフレルパス)は、販売期間内であれば通常と同じくチケットカウンターで購入することができます。購入後は館内入口で「必要事項」を記入し、顔写真を撮影。その後、年間パスポートの発行という手順になります。
【2020年度版】ニフレルパスの販売が決定!
出典:www2.citylife-new.com/backnumber/expocitypress/expocity.pdf販売期間:2020年2月28日(金)~8月23日(日)
有効期限:2021年3月31日まで 年間パスポートは2種類あります
ニフレルの年間パスポートは
「通年型」と
「平日限定型」の2種類があります。
通年型は「ニフレルの休館日以外」はいつでも入館することができます。平日限定型は「平日のみ」入館できる年間パスポートで、土日祝日やお盆期間などは利用できません。
年間パスポートの料金(2020年度版)
※販売は2020年2月28日(金)~8月23日(日)通年型パスポートの料金種別 | 料金 |
大人 (高校生/16歳以上)
| 7,000円 |
こども (小・中学生)
| 3,500円 |
幼児 (3歳以上)
| 2,100円 |
平日限定型パスポートの料金種別 | 料金 |
大人 (高校生/16歳以上)
| 5,000円 |
こども (小・中学生)
| 2,500円 |
幼児 (3歳以上)
| 1,500円
|
施設の場所・アクセス・駐車場
「ニフレル」は、大阪府吹田市にある大型複合施設「EXPOCITY」内にあります。EXPOCITYの最寄駅は、大阪モノレール万博記念公園駅。駅からは徒歩2分という立地です。
EXPOCITY(エキスポシティ)は、300店舗以上からなる商業施設「ららぽーとEXPOCITY」を中心に、水族館の「NIFREL(ニフレル)」や日本一高い観覧車「REDHORSE OSAKA WHEEL」などが集まる、一大エンターテインメント施設です。
鉄道でのアクセス(主要駅)
【大阪空港駅】→大阪モノレール→【万博記念公園駅】
●所要時間:約17分 ●乗車賃:大人片道380円
【新大阪駅】→大阪メトロ御堂筋線・北大阪急行南北線→【千里中央駅】→大阪モノレール→【万博記念公園駅】
●所要時間:約32分 ●乗車賃:大人片道570円
【大阪駅(梅田)】→大阪メトロ御堂筋線・北大阪急行南北線→【千里中央駅】→大阪モノレール→【万博記念公園駅】
●所要時間:約40分 ●乗車賃:大人片道620円
バスを使ったアクセス
【JR茨木駅】→阪急バス・近鉄バス→【エキスポシティ前】
所要時間:約20分 運賃:大人片道230円
※土日祝日のみの運行となります。【阪急梅田駅】→阪急バス(直行便)→【エキスポシティ前】
所要時間:40分 運賃:大人片道640円
※土日祝日のみの運行となります。そのほかに
「平日限定で運行されている‘無料シャトルバス‘」もあります。バスの乗降場所や時刻表などは
別記事にまとめていますので、どうぞ参考になさってください。
駐車場情報は
こちらを参考にしてください。
再入場について
ニフレルでは
当日に限り何度でも再入場可能となっています。
再入場を希望される方は、出口にいる係員に申し出れば、手の甲にスタンプを押してもらえます。再び入場する際は、スタンプを押してもらった手の甲を、入口にある特殊なセンサーに当てれば再入場できる仕組みになっています。(手を洗うぐらいでは消えませんのでご安心を)
ここでワンポイント!
ニフレルでは17時30分から照明を少し落とした「サンセット版」に、18時30分からはさらに照明を暗くした「ナイト版」に切り替わります。
館内にいる生きものたちにも、自然界と同じような環境を提供するために照明の明るさを調整しています。夕方以降は全く違った雰囲気で生きものたちを見て回ることができます。ぜひ午前中や日中に入館された方は、夕方以降の再入場をオススメします。
最新の混雑状況
平日・休日ともに
午前中を中心に混雑する傾向が続いています。
基本的にチケット売場の待ち時間は長くありませんが、館内は土日祝を中心に午前中いっぱい混雑する傾向です。比較的ゆったりしているのは午後以降で、じっくり見て回りたいという方には16時以降をオススメします。(最終入館は19:00まで)
混雑回避には前売り券がオススメ!
ニフレルではチケット売場に並ぶことなく入館することができる、便利な
時間指定前売り券をインターネットで販売しています。
時間指定前売り券について数に限りはありますが、
料金は通常チケットと変わりません。日曜日や祝日などの混雑が予想される日でも、チケット売場に並ぶ必要がなくなるので、計画を立てるのに非常に便利です。
また、前売り券は「
購入日から30日間有効」なので、前もって購入しておくこともできます。
所要時間について
ニフレルは外から見ると、あまり大きな建物ではありませんが、じっくり見て回ると
約1時間半ほどかかると思います。
趣向を凝らした展示が魅力のニフレル。ぜひ皆さんもゆっくり見て回ってください。
ニフレルの内部を少しご紹介
最後にニフレルの内部を少しだけご紹介します。
ニフレルはフロアごとにコンセプトがあり、多種多様な生きものたちと触れ合うことができます。
出典 https://www.nifrel.jp/area/floormap.html①いろにふれる
⇒ニフレルに入館して最初に訪れるフロアが「いろにふれる」フロア。ここのフロアは時間の経過とともに、部屋の照明が七色に変化していく仕掛けがあり、生きものたちが本来もっている色鮮やかな姿に触れることができます。ここにある13台の水槽は全て蓋がなく、横からはもちろん、上からも美しい透明の水の中で泳ぐ、色鮮やかな魚たちを間近で見ることができます。
展示生きもの例
キイロサンゴハゼ、オシャレハナダイ、アカネハナダイ、ハナゴイソギンチャク、カクレクマノミ、センジュイソギンチャク、イトヒキテンジクダイ、モンガラカワハギ、ネオンテンジクダイ、ハタタテハゼ、アケボノハゼ、ヒメハナギンチャク、ニシキテグリなど
②わざにふれる

→次に訪れるフロアは「わざにふれる」フロア。お魚が水を噴いたり、砂に隠れたり、まわりと同じ色に変化したり、生きものたちのオリジナリティあふれる「わざ」を間近に見られるフロアになっています。またこのフロアでは、キュレーターと呼ばれるニフレルの飼育員さんが、生きものたちの「わざ」についてわかりやすく解説してくれます。
展示生きもの例
イタヤガイ、グリーンブリトルスター、ヒオウギガイ、ヨダレカケ、ナンヨウツバメイオ、タマカエルウオ、スジモヨウフグ、マダコ、テッポウウオ、ハナイカ、ヨツメウオ、アメリカカブトガニ、ワモンフグ、トラフザメ、カラスエイなど
③すがたにふれる
⇒次に訪れるフロアは終わりなく光のドットが続く不思議なフロア。フロアには四角く透明な水槽がいくつか並べてあり、そのなかに生きものたちの不思議な姿が浮かび上がります。水の中の一見無機的だけれど美しい造形物と、姿かたちが不思議な生きものの個性が調和し、私たちを魅了します。

展示生きもの例
チンアナゴ、ネッタイミノカサゴ、ボロカサゴ、ハリセンボン、コンゴウフグ、ヒゲハギ、ダイオウグソクムシ、オウムガイ、ゾウリエビ、ヘコアユ、カイカムリ、ミナミハコフグ、テングハコフグ、コンゴハコフグ、ハナミノカサゴなど
④WONDER MOMENTS 
⇒「WONDER MOMENTS(ワンダーモーメンツ)」は、吹き抜けの大きな空間に天井からつるされた直径5メートルの球体とフロアをつかって、自然の美しい瞬間をイメージした映像を投影する空間。「自然現象の美しい瞬間」を切り取った映像と音楽が融合することでこれまでにない光のアート空間となっています。まるで光のシャワーのように身体や手のひらに映像が映る癒しの空間となっています。全上映時間は約10分程度なので、フロアの端に設置されている椅子に腰かけて、ゆっくり鑑賞されてみてはいかがですか?
⑤スーベニアショップ
⇒1階には「NIFREL/ニフレル」のオフィシャルグッズショップ「スーベニアショップ」があります。ここは館内の出口にもなっているので入館すれば必ず通ることになります。ニフレルオリジナルのグッズが数多く揃いますので、ここでお土産を買っていかれる方が多いです。ショップには様々な生きものをモチーフにしたオリジナルのお菓子やぬいぐるみ、アクセサリーや雑貨など幅広いアイテムが揃っています。
出典 https://www.nifrel.jp/area/floormap.html⑥かくれるにふれる
⇒2019年3月1日に新しくオープンしたエリア。
姿かたちが木の枝や葉にそっくりになることで、周囲の環境に溶け込んでかくれるものや、毒を持つ生きものに 見た目も行動も似せることで捕食者からかくれるもの、子どもの頃は大人と全く違う姿をしてかくれ、大人同士の 闘争に巻き込まれないようにするものなど、「かくれる」を極めた個性的な生きものたちを展示しています。
⑦みずべにふれる
さらに先に進むと、ニフレルのメインともいえる「みずべにふれる」があります。ここにはホワイトタイガーやイリエワニ、ミニカバなどのニフレルを代表する大きな生きものたちが出迎えてくれます。
展示生きもの例
ネオンテトラ、カージナルテトラ、スッポンモドキ、サカサナマズ、リーフフィッシュ、エボシカメレオン、ハエトリグサ、マルメタピオカガエル、オカヤドカリ、イリエワニ、ミニカバ、ホワイトタイガー、メティニス、ハーフオレンジレインボー、コームスケールレインボー、シザーステールラスボラなど
2019年2月にミニカバの赤ちゃんが誕生しました。
→ニフレルの新しいアイドル!ミニカバの赤ちゃんが3月12日より時間限定で一般公開!
2019年3月12日より、時間限定(毎日15時まで)で一般公開しています。⑧ピクニックカフェ EAT EAT EAT

⇒「NIFREL/ニフレル」にいる生きものたちをモチーフにしたメニューやイベントが楽しめるカフェ。「食にふれる」をコンセプトに、サンドウィッチやハンバーガー、ホットドックやカレー、ソフトクリームなどをピクニック気分で食べることができます。ここでの名物は「食べる水」!その不思議な食感にあなたも虜になるはずです!またカフェ席からは万博公園のシンボルでもある太陽の塔を眺めることができます。
ニフレル名物の「食べる水(250円)」。不思議な食べ方、食感、味をあなたも味わってみては?
⑨うごきにふれる
⇒ここは生きものたちの遊び場がコンセプトのフロア。このフロアには基本的に檻などがなく、さまざまな生きものたちが自由気ままに走りまわっています。生きものたちを間近で見ることができるこのフロアはニフレルの人気スポットとなっています。


展示生きもの例
ワオキツネザル、オニオオハシ、カピバラ、モモイロペリカン、アナホリフクロウ、ケープペンギン、コツメカワウソ、ビーバーなど
⑩つながりにふれる
⇒壁と床、2面のスクリーンで迫力ある立体的な映像を楽しめるシアターとなっています。ここでは私たち人間と自然と生きものそれぞれがもつ「同じもの」と「違うもの」、そのひとつひとつの「つながり」を映像を通して知ることができます。全上映時間は約5分となっています。
⑪ニフレルメイクス季節ごとに生きものや自然とのつながりを身近に感じられるワークショップや参加型イベントをニフレルから提案し、お客様と一緒に活動する体験型交流スペースです。
ニフレルにはこのほかにも、色鮮やかな模様や不思議なカタチの魚たちをはじめ、爬虫類や両生類といった水辺の生きもの、さらには陸上の哺乳類や鳥類まで、合計約150種、約2,000点を展示し、生物の多様性を感じることができます。
是非、実際に足を運んで生きものたちの生態に「ふれて」みてください。
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コメント
個人的にはもう少し遅くまで営業してほしいなぁなんて思いました
TT
2015/10/15 15:50 URL 編集返信海遊館を見本に予想して見ました。
海遊館 ニフレル
入館料 大人 2,300円 1,900円
小中 1,200円 1,000円
幼児 600円 600円
年パス 大人 5,000円 予想 4,500円
小中 2,000円 予想 1,500円
幼児 1,000円 予想 1,000円
どうでしょう。
クロタン
2015/10/15 20:23 URL 編集返信水族館や動物園は「生きもの」の負担も考え、比較的早めの閉館時間に設定されています。
他の水族館も大体20:00までの営業になっています。
ever.アイスマン
2015/10/17 19:05 URL 編集返信おお!適格な予想ですね!
私も大人料金は4500円になるのではないかと思っています。
発表が待ち遠しいですね!
ever.アイスマン
2015/10/17 19:09 URL 編集返信障害者手帳
2015/11/16 10:49 URL 編集返信どちらも魅力的ですから。
関係者の皆様‼️ご検討下さい‼️
ヒロポン
2015/11/16 12:28 URL 編集返信-
2015/11/17 17:04 編集返信-
2016/02/13 17:37 編集返信