万博記念公園内にあるEXPO'70パビリオンに別館が建設されるみたい
万博記念公園内にある「EXPO'70パビリオン」。
1970年大阪万博に鉄鋼館という名のパビリオンのひとつとして建設された建物で、万博時代の数少ないレガシーのひとつとなっています。
そんな「EXPO'70パビリオン」に別館が建設されるというニュースが入ってきましたのでご紹介します。
EXPO'70パビリオンとは
1970年の大阪万博時に建設されたパビリオン「鉄鋼館」を利用したEXPO'70の資料などを展示している博物館です。
万博閉幕後は、閉鎖され未公開となっていましたが、2010年に約40年の時を経て公開されました。
鉄鋼業の総合的な調査・研究機関である「日本鉄鋼連盟」が出展したパビリオンで、テーマは「鉄の歌」でした。
館内には「スペース・シアター」と呼ばれる音楽堂があり、当時の最先端技術をもって作られました。
スペース・シアターは、1008個のスピーカーが天井、壁、床下に配置され、ホール全体が巨大な楽器となっている音楽堂。
万博閉幕後は活用される予定でしたが、ほとんど利用されることはありませんでした。現在は老朽化などの理由で立ち入ることはできませんが、外からガラス越しにホール内を眺めることができます。
EXPO'70パビリオンに別館が建設されるみたい
そんな「EXPO'70パビリオン」に別館が建設されるとのニュースが舞い込んできました!
写真はEXPO'70パビリオン
■ 大阪府、EXPO’70パビリオン別館設計 若手技術者配置が参加条件(日刊建産速報社)
■ EXPO‘70パビリオン別館は20年度に設計着手/大阪万博のレガシー作品を展示/大阪府(建設ニュース)
上記の記事によると、EXPO'70パビリオンの隣接地に「大阪万博のレガシーを展示する別館」を建設するようです。
2020年度にも設計に着手し、2021年度に着工、2022年度の完成を目指しているとのこと。
どうやら以前ご紹介した太陽の塔頂部にある「初代黄金の顔」をメインに、大阪万博時代のレガシーを展示する施設になるみたいです。
■ 太陽の塔の「初代黄金の顔」が常設展示されますよー
当時の報道では「ANNEX2020 EXPO'70(仮)」となっていた施設のことだと思われます。
完成は2020年夏頃となっていましたが、当初の予定より遅れているようです。
新しい展示施設は、EXPO'70パビリオンの隣接地に建設予定とのこと。
一体どこに建設されるんだろうか。(下の広場あたり?)
また新しい情報が入りましたら追ってご紹介したいと思います。
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