JR大阪駅にある「列車が来ないホーム」が、新駅ビル建設に伴い閉鎖されるそう。
今日は梅田で気になる出来事があったので、少しご紹介させてもらいます。
JR大阪駅にある「列車が来ないホーム」とは
1日約86万人の利用者がある'西日本最大のターミナル'「JR大阪駅」。
そんなJR大阪駅に、待てど暮らせど「列車が来ないホーム」があるのをご存知でしょうか。

そのホームは、JR大阪駅の一番北側にあります。大阪駅の旧「11番のりば」のあった6号ホームです。2007年まで、北陸方面の特急「雷鳥」「サンダーバード」などが発車していました。
列車の来ないホームこと「旧6号ホーム」ですが、JR大阪駅の大規模改修に伴い、新駅ビル「ノースゲートビルディング」が駅北側に建設されることが決定。駅ビルの用地を拡幅するために、ホーム1本が廃止されることが決まり、旧6号ホームの大部分は姿を消すことに。
しかし、一部は「ノースゲートビルディング」と「大阪ステーションシティ」の駐車場をつなぐ連絡通路として、当時のまま再利用されることになりました。
旧6号ホームは1962年の完成時から、時代ごとに用途は変わっているものの、50年以上も当時の姿を残しているそうです。
新駅ビル建設に伴い、1月末で閉鎖へ
そんな「旧6号ホーム」もついに役目を終える日がやってきました。
2019年12月に発表されたJR大阪駅の新しい駅ビルの建設に伴い、「2020年1月31日(金)をもって閉鎖」されることが発表されました。

閉鎖を知らせる貼紙と、旧6号ホーム。

すでに連絡通路の一部は、資材置き場などに利用されていました。
閉鎖後は、1階から横断歩道を渡る通路で行き来することになります。

そして「ノースゲートビルディング2階(ルクアイーレ2階)」の西側にある'タクシー乗り場'も合わせて閉鎖されることが発表されました。
閉鎖後は、JR大阪駅桜橋口のタクシー乗り場を利用してほしいとのこと。

ちなみにこちらが新たに建設されるJR大阪駅の駅ビル。地上23階・地下1階、高さ約120メートルで、商業施設やオフィスからなります。
■ 大阪駅がさらに西側に広がります。大阪駅 新改札口整備、高架下開発、新駅ビル開発などについて
新駅ビル建設のスケジュールはこちら
2020年初 大阪ステーションシティ駐車場連絡通路等撤去工事着手
2021年春 新駅ビル工事着手
2023年春 うめきた(大阪)地下駅開業、新改札口暫定供用開始
2024年夏 新改札口供用開始
2024年秋 新駅ビル開業
2027年春まで 順次、高架下商業ゾーン・バスターミナル開業
2021年春 新駅ビル工事着手
2023年春 うめきた(大阪)地下駅開業、新改札口暫定供用開始
2024年夏 新改札口供用開始
2024年秋 新駅ビル開業
2027年春まで 順次、高架下商業ゾーン・バスターミナル開業
新駅ビルの完成も楽しみですが、昔懐かしいものが消えていくのも名残惜しいもの。お時間のある方は、最後に見納めに行かれてみては?
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