万博外周道路では歩道拡幅工事が進行中！実際に公園東口駅からパナスタまで歩いてみた！

2019年03月13日

2022年08月07日

エキスポシティを取り巻くように走る‘大阪府道1号茨木摂津線‘こと通称‘万博外周道路‘。エキスポシティに車で来たことがある方はもちろん、多くの方が一度は利用したことがある道路なのではないでしょうか。そんな万博外周道路では現在、歩道を拡幅する工事進行中・・・ということで今回は万博外周道路の歩道拡幅工事についてご紹介したいと思います。

万博外周道路歩道拡幅工事の概要

●第一工事区間（約750ｍ）
公園東口駅～パナソニックスタジアム吹田入り口付近
→2018年度完成予定

●第二工事区間（約550ｍ）
パナソニックスタジアム吹田入り口付近～エキスポシティ南
→2019年度完成予定

●第三工事区間（約900ｍ）
エキスポシティ南～進歩橋南詰
→2020年度完成予定

3年で約2キロの歩道を拡幅

私もつい最近まで知らなかったのですが、万博外周道路の南半分では現在、歩道の拡幅工事が行われています。気になって色々と調べてみると、2018年度から2020年度にかけて、歩道を約2キロにわたって拡幅予定であることが判明。工事予定区間は「大阪モノレールの公園東口駅から進歩橋南詰」にかけてで、まずは第一区間として「公園東口駅～パナソニックスタジアム吹田入り口付近」までの約750ｍを、その後は「パナソニックスタジアム吹田入り口付近～エキスポシティ南」までの約550ｍを来年度、「エキスポシティ南～進歩橋南詰」までの約900ｍを再来年度と、３回にわけて工事を行う予定であることがわかりました。

なぜ歩道を拡幅するの？

歩く人もまばらであまり見向きもされなかった万博外周道路の歩道ですが、近年はエキスポシティの開業や、パナソニックスタジアム吹田の完成で歩行者が増加。特にパナソニックスタジアムでサッカーの試合が開催される際は、歩道から人が溢れ、なかなかスムーズに歩くこともできない状態となっていました。そのため、パナソニックスタジアム吹田付近を中心に歩道の拡幅工事が行わることになりました。

では実際に現地の様子をみてみましょう！

まずは先行的に工事が行われている‘第一工事区間‘の大阪モノレール公園東口駅からパナソニックスタジアム吹田付近をみていきます。こちらは公園東口駅付近の様子ですですが、この辺りは以前と歩道の幅は変更されておりません。以前から歩道が広く確保されていたため、今回の工事では歩道の再舗装のみされました。

そして今回歩道で特に目を惹くのが‘この青色のライン‘。これはガンバ大阪のカラーでもある青を使って視認性を高め、パナソニックスタジアムまでの道しるべとなるようにデザインされたものだそうです。

それではドンドンとパナソニックスタジアムまで歩いていきます。この辺りも歩道の幅がもともと広いため、今回の工事では再舗装のみされていました。

こちらは中国道をわたり橋の上あたりの様子です。この辺りから歩道は拡幅されており、以前の約1.5倍の広さが確保されていました。代わりに右側に見える‘自転車道‘がやや狭くなっていることがわかります。（車道については以前と変わりません）

そして一番変化が見られたのがこの付近。先ほどの中国道を横断する橋を超えたあたりです。右手にはエキスポシティが見えます。この付近も歩道が約1.5倍ほどに拡幅されているのですが、さらに沿道にあった樹木が伐採され、体感的には2倍ほどの広さになったように感じます。（以前の歩道の幅はちょうど青いラインが引かれた場所あたり）

この付近を上から見た様子です。歩道を広げつつ、うまく自転車道も確保していることがわかります。沿道の樹木が伐採されたことにより、スッキリした印象にはなりましたが、夏場などは遮るものがなく日差しがキツそうと印象を持ちました。

さらに進んでいきましょう！間もなくパナソニックスタジアムという場所ですが、この付近は歩道の再舗装のみとなっています。元々、自転車道もそれほど広くないため、歩道を広くすることができなかったようです。しかし、沿道にあった樹木が伐採され、かなりスッキリとしており、体感的にはかなり広くなった印象があります。

さらに進んでいきます。この付近も沿道の樹木が伐採され、かなり歩道が広くなった印象があります。（実際の幅は以前と変わらず）

こちらは来年度に施行予定の第2工事区間になりますが、以前はこのように沿道に樹木があったため、実際の歩道の幅は人がすれ違えるほどしかありませんでした。

最後はパナソニックスタジアムの入り口付近から第二工事区間の様子です。今回実際に公園東口からパナソニックスタジアムまで歩いて感じたことは、歩道が広くなったことで歩行者にとってはかなり快適になったという印象を持ちました。今後は来年度以降に工事が予定されている‘第二工事区間‘と‘第三工事区間‘の完成も楽しみになってきました！

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