大阪モノレールの門真市駅以南への延伸がついに動き出す!?大阪高速鉄道が特許を申請へ

2018年07月11日
大阪モノレール


 かねてから門真市駅以南への延伸が検討されてきた大阪モノレール。このたび大阪モノレールを運営する‘大阪高速鉄道‘は11日、大阪モノレールの門真市駅以南の延伸事業について、国土交通大臣に軌道運輸事業特許を申請したと発表しました。


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大阪高速鉄道が申請した特許は「鉄道運輸に関するもの」で、モノレールを延伸して一般旅客の運輸事業を行うのに必要なものとなります。今回申請したものは‘門真市駅から南へ8.9キロ延伸するもの‘になります。門真市駅(門真市新橋町)を起点に、大阪府道2号大阪中央環状線沿いに南へ8.9キロ延伸し、東大阪市若江西新町までの延伸を検討しています。



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出典 https://www.osaka-monorail.co.jp/monorailwp/wp-content/uploads/2018/07/6f06ca54d5b78b750ea860bbde0d5127.pdf


延伸区間に4つの新駅を設置

(仮称)門真南駅(門真市)
ー大阪メトロ 長堀鶴見緑地線と連絡

(仮称)鴻池新田駅(東大阪市)
ーJR学研都市線と連絡

(仮称)荒本駅(東大阪市)
ー近鉄けいはんな線と連絡

(仮称)瓜生堂駅(東大阪市)
ー近鉄奈良線と連絡


それぞれ大阪市内から放射状に延びる鉄道路線と連絡し、一定の公共交通ストック、魅力ある資源(商業・観光)の集積を最大限に活かしつつ、「都心機能の強化」「関西の連携強化」「観光集客」などの観点で鉄道ネットワークの充実を図る路線として位置付けられています。



2029年の開業を目標

今回の門真市駅以南への延伸は2029年度の開業を目指しています。従来と同様、跨座型モノレールを複線で建設し、門真市~瓜生堂駅間の開業は、2029年を予定しています。

■今後の予定
2018年度 都市計画決定 軌道法特許取得
2019年度 都市計画事業認可、工事施行認可、事業着手
2029年* 開業目標





水面下で本格的に動き出している大阪モノレールの延伸事業。今後も新しい動きがあればご紹介していきたいと思います。



大阪高速鉄道プレスリリースはこちら


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