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平日はガラガラ?開業から半年を迎えたエキスポシティの問題点



先日5月19日で開業から半年を迎えたエキスポシティ。集客に苦戦していると伝える記事も出回るなど、この半年間でさまざまな課題も見えてきました。今回は独自の視線でエキスポシティの問題点を探っていきたいと思います。


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2016.5.19
「エキスポシティ」開業半年 集客苦戦でサービス見直しなど軌道修正も 7月には日本一高い観覧車が稼働
http://www.sankei.com/west/news/160519/wst1605190085-n1.html
万博記念公園(大阪府吹田市)の遊園地跡地に大型複合施設「エキスポシティ(EXPOCITY)」が開業してから19日で半年を迎えた。週末の集客はおおむね順調というが、当初予想された周辺の商業施設から客を奪い取るほどの勢いはみられない。テナントの各施設・店舗の間では、サービスの見直しなど軌道修正に乗り出す動きも出てきた。(大島直之)

明暗

 開業直後から盛況が続くのが、水族館「海遊館」の運営会社が初プロデュースする展示施設「ニフレル」。魚だけでなく、ワオキツネザルが天井を走り回り、頭上をフクロウが飛ぶなどの目新しさが受けている。ファミリー層から、高齢者まで幅広い世代で終日にぎわっている。

 来館者は想定よりも早い時期の4月9日に100万人を達成。海遊館ニフレル事業部の田井康之氏は「動物にそれほど関心がなかった層にも楽しんでもらえている」と話す。

 一方、人気キャラクターを使った体験型教育娯楽施設「ポケモンEXPOジム」の来館者は想定を下回って推移。運営するサノヤスホールディングスの上田孝社長は「来館者数は想定以上に土日偏重。来館者の満足度は高いので、今後は対象年齢の拡大や認知度向上につながる集客を図りたい」と話す。

米国の町並みを歩きながら英語を学べる体験型教育施設「オオサカ イングリッシュ ビレッジ」は開業時の利用体系・料金を大幅に変更した。2月から大人向けコース、4月からは短時間利用できるコースなどを設定した。柔軟な利用体系と実質的な値下げで客数増加を狙う。

 運営会社のYBMジャパン営業部の後藤典子さんは「平日昼の中高生の団体客は、西日本エリアを中心に増えている。あとはいかに平日や、週末の来館者を増やせるかが課題だ」という。

ライバル「平時」に

 エキスポシティを開発した三井不動産は「飲食、食物販を中心におおむね好調」(広報部)という。隣接地には、2月にサッカーJリーグ・ガンバ大阪の「市立吹田サッカースタジアム」が完成し、大勢の観戦者も来店している。

 約300店が入る商業施設「ららぽーとエキスポシティ」と商圏が重なるイオンモール茨木(茨木市)、みのおキューズモール(箕面市)からはエキスポシティに客が流れる動きがあったようだ。千里阪急(豊中市)では「子ども服・雑貨で多少の落ち込みはあった」という。

 ただ、阪急阪神百貨店の荒木直也社長は「千里阪急は平成27年度下期で3~4%程度の売上げ減少もみていたが、結果的に影響はほとんどない」と強調。イオンモール大日(守口市)もエキスポシティ開業1カ月は一時的に売り上げが落ちたものの、その後は平時に戻ったという。

 7月1日からはエキスポシティの目玉の一つだった日本一の高さとなる観覧車が登場するが、エキスポシティとしては目新しさ以上の魅力をアピールしていくことが課題になりそうだ。


■施設によって明暗
産経新聞にもありますが、この半年間現地の様子を取材していると、施設によって客足の明暗がハッキリしていることがわかります。「ニフレル」はオープンから半年経った今でも、平日、休日問わず、朝早くから行列ができる人気ぶり。子どもからお年寄りまで幅広い世代を引き付けており、今までにない仕掛けが支持されている印象です。一方で「ポケモンEXPOジム」や「オオサカイングリッシュビレッジ」は苦戦しています。


「ポケモンEXPOジム」の苦戦理由は、コンテンツの対象年齢を低めに設定し過ぎたしたことではないでしょうか。最もポケモンに慣れ親しんだ世代は今の10代後半~20代になりますが、ポケモンEXPOジムのコンテンツは4~12歳ぐらいを対象とした内容となっています。今後はコンテンツを思い切って入れ替えるなどの対策で、対象年齢を広げることが求められます。




「オオサカイングリッシュビレッジ」はとにかく料金設定が高すぎたことが苦戦要因だと思います。またオープン当初、昼間は対象年齢を4~17歳に限定したこと、同伴者も高い入館料が必要なことで集客が伸び悩んだ印象です。ただ、この春から料金改定及び年齢制限を撤廃したことで、最近は学校単位での予約が大幅に増加するなど持ち直しの兆しが見られます。ただ一般客はまだまだ利用者が少ない印象です。個人的にはアメリカの街並みを再現したエントランス部分を、入館料なしで誰でも入れるようにしてほしいと思っています。アメリカの世界感に少しでも触れることで、実際に体験してみよう!と思う方も増えるのではないでしょうか。立派なエントランス部分もゲートの先にあるのでは、もったいないです。




●極端な土日編重
記事内でもありますが、エキスポシティの人出は極端は土日集中型。絶好調のニフレルだけは例外ですが、そのほかの施設は土日編重志向、とりわけ日曜・祝日に集中する傾向が顕著です。土日祝は予想を上回る客足の一方、平日は予想を下回っているようです。平日が極端に人が少ないというわけではありませんが、とにかく土日祝との差が非常に大きい印象です。これはエキスポシティが普段使いの施設ではなく、土日に遊びに行くエンタメ色の強い施設となっていること。また平日の客足の大半を占める、周辺住民の取り込みに苦戦していることが原因と思われます。



■近くて遠いエキスポシティ
平日の客足の大半を占める、周辺住民の取り込みに苦戦している理由のひとつが「アクセス」の問題。エキスポシティは近くに吹田ジャンクションがあり、大阪の大動脈「大阪中央環状線(中環)」があるなど、広域からのアクセスには優れた立地といえます。ただ、近隣住民からするとエキスポシティは近くて遠い存在。それはエキスポシティ周辺は坂や階段が多く、徒歩や自転車ではアクセスが不便なこと。また車で来店する際も万博外周道路は一方通行ということもあり、来店及び退店する際に、遠回りになってしまう場合があることが挙げられます。実際にエキスポシティの駐車場に止められている車の多くが、他府県ナンバーであることが物語っています。



■今後の対策
平日のみ誰でも最初の2時間駐車料金無料
ポイントアップデーの開催
施設間の連携

平日の客の取り込みには様々な対策が考えられますが、すぐにできる対策としては上記の3点が比較的有効ではないかと考えています。駐車料金を平日に限り「誰でも最初の2時間無料」に拡大すること。これは周辺の大型商業施設が同様の料金態勢になっていることに対抗するものです。さらに「三井ショッピングパークカード」に加入していると、実際には最初の3時間無料ということになり、周辺の大型商業施設よりもやや優位に立つことができます。

また「ららぽーと」恒例のポイントアップデーの開催でカード会員の囲い込みも行うべきです。全国の「ららぽーと」では、毎週水曜日に「ポイントアップデー」を開催していますが、「ららぽーとEXPOCITY」では一度も開催されたことがありません。理由としてカード会員が少ない、開業してそれほど期間が経っていないなどが考えられますが、平日客の取り込みを考えると積極的に導入すべきです。カード会員になっても、入会時は「お買い物券」などの配布でメリットを感じることができるものの、現状ではその後はほとんどメリットを感じることができません。

また施設間の連携も今後は重要となってきます。ニフレルの入場券を提示すると、ほかの施設の入館料が割り引かれたり、お買い物の際に特典を受けることができるなどの対策が有効と思います。エキスポシティは同じ敷地内にありながら、施設間の連携はイマイチというのが私の印象で、それは公式ホームページを見ても感じ取ることができます。運営会社がバラバラというのが原因でしょうが、今後はもっと情報共有をして、施設間の連携を深めていってほしいと感じています。




ここまで独自の視点でさまざまな問題点を取り上げてみましたが、それでもエキスポシティが近隣にできて私は満足しています。また私だけでなく、エキスポシティに来館された方の多くが、コンテンツに対して満足している印象です。今後はエキスポシティとしては目新しさ以上の「魅力」をアピールしていくことが課題になりそうです。




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コメント

すばらしい!
自分はイオン茨木近くに住んでますが、ほんとエキスポシティには頑張ってほしいので、いろいろ改善していってほしいですね。

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ever.アイスマン

Author:ever.アイスマン
2015年11月19日(木)に大阪府吹田市のエキスポランド跡地に日本最大級の大型複合施設EXPOCITY/エキスポシティがオープンします。このブログでは、エキスポシティの最新情報を一早くお伝えするしています。最新の情報をどんどん発信していきます!

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