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売上から見る梅田SC競争!


近年、大阪・梅田では大規模な再開発が続き、多くのSC(ショッピングセンター)が新設されました。消費者にとっては選択種が増えて嬉しい限りですが、SC間では熾烈な競争が続いています。昨年度(2014年度)の日本全国の各SCの売上高が繊研新聞により発表されましたので、今回は梅田に焦点をあて見ていきたいと思います。

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梅田の主なSC開業日

1969年 阪急三番街
1970年 ホワイティうめだ
1971年 HEP FIVE
1981年 EST(エスト)
1984年 大丸梅田店
1986年 ヒルトンプラザ
1991年 ギャレ大阪
1995年 ディアモール大阪
1997年 ハービスプラザ
2001年 ヨドバシ梅田
2002年 イーマ
2004年 ハービスプラザエント
2005年 NU茶屋町
2008年 ブリーゼブリーゼ
2011年 ルクア
2011年 NU茶屋町プラス
2011年 アルビ大阪
2013年 グランフロント大阪
2015年 ルクアイーレ


梅田にある主なSCの売上推移(単位:億)

梅田SC売上





・グランフロント大阪(2013年開業)
売場面積 44,000㎡ 266店舗。初年度(2013年度)の売上目標は400億円で開業。順調に客足を伸ばし、2013年度は436億円と目標を上回った。また2014年度は444億円と引き続き売上を伸ばした。

・ルクア(2011年開業)
売場面積 20,000㎡ 198店舗。初年度(2011年度)の売上目標は250億円で開業。順調に売上を伸ばし、2011年度は340億円と目標を大幅に上回った。2012年度も売上を伸ばすも、2013年度にグランフロント大阪が開業し、やや減少。2014年度は開業後初めての大規模リニューアルを行うも、売上は横ばい。

・阪急三番街(1969年開業)
売場面積 38,000㎡ 270店舗。梅田最古のSCで核テナントは紀伊国屋書店。2011年度までは売上は下落傾向。2012年度に小規模なリニューアルを行い、売上が微増に転じる。しかし2014年度は再び下落に転じた。

・HEP FIVE(1971年開業)
売場面積 21,000㎡ 170店舗。旧阪急ファイブが1998年に大規模改装を行い、現HEP FIVEになる。1998年時の初年度には334億円の売上高を記録し、その後しばらくは梅田のファッションの聖地として君臨。しかし近年は売上が下降傾向で、2011年度はルクアの開業により、多くのテナントが移転し売上が大きく下落。その後もグランフロント大阪などの開業により、客足が大阪駅周辺に偏り、売上は下落傾向。テナントを見ても近年集客力を握るともいわれる、インテリア系のテナントが非常に少なく、厳しい状態が続いている。

・ホワイティ梅田(1970年開業)
売場面積 13,000㎡ 215店舗。梅田地下センターが始まる梅田最古の地下街SC。大阪駅周辺に大型商業施設の開業が相次ぐも、飲食店のテナント割合が高いことや、客層が異なるため、売上に大きな影響はなく横ばい傾向。

・EST(エスト)(1981年開業)
売場面積 6,500㎡ 104店舗。旧エスト1番街で2006年に大規模リニューアルを行いEST(エスト)に名称変更した。昔からヤング層に人気でバブル期には165億円の売上を上げていた。その後HEP FIVEの開業などにより競争が激化。2005年には99億円まで売上を落とした。その後リニューアルで売上を伸ばすも、近年は大阪駅周辺に大型商業施設が相次いで開業したことにで客足が衰え、再び売上が下落傾向。

・NU茶屋町(2005年開業)
売場面積 11,000㎡ 75店舗。2011年に隣接する場所にNU茶屋町プラスが開業し、一体的に運営している。2009年頃からテナントの撤退が顕著になり売上が下落傾向だったが、2011年にNU茶屋町プラスが開業し、売上を合算したため増加に転じる。その後は横ばい傾向だったが、2014年度はASOKOなどの集客力の強いテナントが開業し売上を伸ばした。


・イーマ(2002年開業)
売場面積 7,000㎡ 40店舗。2002年にオープンし高感度なセレクトショップなどが多数入居し話題となった。2008年西梅田にブリーゼブリーゼが開業するタイミングでテナントの引き抜きが行われるも、リニューアルを実施し売上は横ばい傾向だった。しかし2011年にルクアが開業し多くのテナントが引き抜かれ大きく売上を落とす。その後は横ばい傾向で推移している。2015年春に大規模リニューアルが行われた。

・ディアモール大阪(1995年開業)
売場面積 7,800㎡ 100店舗。1995年に大阪駅と北新地駅を結ぶ地下街に開業。オフィス街に向かう多くの客層を取り込み、初年度は150億円の売上を上げた。その後、梅田の競争が激化するにつれ、売上は下落傾向。近年も売上は横ばいか下落傾向で推移している。



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まとめ
梅田全体のパイは拡大しているということがわかります。特に近年開業した大型SC【ルクア】と【グランフロント大阪】が、梅田のSC売上全体を大きく牽引しました。ただこの大型SCの開業により、既存のSCは苦戦しているところが目立ちます。今後しばらくは大型商業施設の開業は予定されていないので、この間が本当の勝負になるとみられる。都市型SCでは、近年のニーズ変化に対応するには、3~4年に一度の大規模リニューアルが必要でしょう。今後HEPなどは大規模なリニューアルに期待したいですね。



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