茨木市の安威川ダム周辺に観光スポットを整備するみたい!

2021年01月05日
茨木市 0


どうも!「Enjoy EXPO」のアイスマンです。

今回は茨木市の山間部で建設が進められている'安威川ダム'の話題をひとつ。

安威川ダムの建設に伴い、周辺に整備される新たなレクリエーション施設の基本計画が茨木市から発表されましたのでご紹介します。



出典: https://www.city.ibaraki.osaka.jp/material/files/group/45/kihonkeikaku.pdf



安威川ダムとは

安威川ダムは、茨木市の山間部(茨木市生保地区)の淀川水系神崎川の右支川である一級河川安威川上流で建設が進められている治水ダムです。




2018年3月に開通した新名神高速道路の茨木千提寺ICからすぐの場所で建設が進められています。


1967年(昭和42年)7月に北摂地域に甚大な洪水被害をもたらした'北摂豪雨'をきっかけに、安威川の治水対策として建設構想が浮上。

2014年3月にダムの本体工事に着手し、2022年春の完成を目指して工事が進められています。




北摂豪雨で大規模な洪水被害のあった摂津市三島地区の様子。


北摂豪雨では茨木市野々宮付近で安威川が決壊。豊中市でも千里川が決壊するなど、北摂地域で死者61名、住宅の全半壊41戸、浸水約25000戸、河川堤防決壊12箇所という被害を出しました。




巨大な吊り橋に、バンジージャンプスポットできる!?

そんな安威川ダムでは都市部からも比較的近い立地を活かし、ダム周辺に緑のオープンスペースやレクリエーション施設を整備する「安威川ダム周辺整備事業」が進められています。


そして先日、茨木市から安威川ダム周辺整備事業の計画案が公表されました。



それがこちら



出典: https://www.city.ibaraki.osaka.jp/material/files/group/45/kihonkeikaku.pdf

コンセプトは「未来につなぐ美しい自然、創造と交流の湖畔の里~北摂の自然と人が織りなす美・自然と人の新たな調和を目指して~」。




出典: https://www.city.ibaraki.osaka.jp/material/files/group/45/kihonkeikaku.pdf

ダム湖の上空を利用し、湖面の両岸を結ぶスカイウォーク(つり橋)を整備。スカイウォークからはダムや周辺の自然をはじめ、大阪市街を一望できる眺望デッキも整備される計画です。




出典: https://www.city.ibaraki.osaka.jp/material/files/group/45/kihonkeikaku.pdf

つり橋は全長410mで、橋の中央付近にはアクティビティスポットとして「バンジージャンプと巨大ブランコ」の設置も検討されています。


そのほかにも、ダム湖を活用したカヌーやカヤックなどの水上アクティビティや、飲食・物販店も整備される予定です。


今後の協議によっては計画が変更になる可能性もあるとのこと。

詳しくは茨木市が公表している資料をご覧ください。

安威川ダム周辺整備事業計画

なお、公園の供用開始は2023年秋頃を予定しているそうです。

北摂の新たな観光スポットとして注目される'安威川ダム周辺整備事業計画'。これからどのように計画が進められていくのか、今後も注視していきたいと思います。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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